7/15〜19まで友達とアメリカに行っていました。初アメリカです。
行ったのはオハイオ州のデイトンやシンシナティという街。
初めてのアメリカでしたが、ニューヨークやロサンゼルスといった有名な観光地ではなく、オハイオ州に行ってきたのには理由がありまして。
アルティメットという、フライングディスク(いわゆるフリスビー)を用いたスポーツの世界大会に知り合いが出場するということで、その試合を観に行くのが一番の目的でした。
大会が開催されたのがオハイオ州のレバノンという街だったのですが、けっこう田舎でアクセスが悪く、近くに空港がありません。
そこで、近くのデイトンもしくはシンシナティという街から行く必要があります。
どちらかというとシンシナティの方が都会で観光するところが多そうだったのですが、今回の旅行が7月に入ってから行くことが決まったということもあり、都合のいい飛行機がなく、デイトンに滞在することになりました。
7/15の夕方の便で成田空港から発ち、シカゴ空港を経由してデイトン国際空港へ。
シカゴ空港での乗り継ぎに間に合わないというハプニングがありましたが、次の飛行機に乗り、無事にデイトンへ到着。
成田からシカゴまで12時間、シカゴからデイトンまで1時間のフライトでしたが、時差の関係で到着したのは7/15の夜でした。
日本とデイトンでは13時間の時差があり、デイトンに着いたのがだいたい7/15の夜11時だとすると、そのとき日本は7/16の正午ぐらい。
7/15の夕方に出発して15時間以上もかけて移動したのに到着したのがその日の夜という、不思議な感じです。
空港からタクシーでホテルまで行き、近くに24時間営業のスーパーがあったので水だけ買って寝ました。
泊まったホテル。空港とダウンタウンのちょうど真ん中ぐらいにあります。
周辺にはいくつかのレストランとスーパーがあるぐらい。
7/18の朝には帰りの飛行機に乗らなければいけなかったので、現地でフルに時間を使えるのは7/16と17の2日間。
もちろんアルティメットの試合を観るのが目的でしたが、アルティメットの大会は7/14から1週間ぐらいあって、全ての試合を観るのは無理なので、観れる試合だけ観て、あとは観光もしたいなと。
デイトンは工業都市で、それほど観光する場所が多いわけではないのですが、ライト兄弟が生まれた街として知られています。
一番の見所は国立アメリカ空軍博物館。かなり見応えのある博物館でした。
ライト兄弟によるライトフライヤー号、B-29、零戦など、飛行機や軍用機の時代に伴う変化を見ることができます。
まぁデイトンではこの博物館しか行く時間がなかったのですが、他にはライト兄弟の家や美術館などがあるみたいです。
ダウンタウンは少し廃れた感じがありました。
今回の旅行で少し苦労したのは、空港からダウンタウンまでのアクセスや、各観光スポットまでのアクセスなど、現地の交通情報があまりなかったこと。
行く前にネットで調べてみましたが、日本からデイトンに行く人は、観光目的ではなく、仕事の出張などがほとんどでした。
アメリカは車社会ということもあると思いますが、バスを使うのもけっこう不便だったので、国際免許を取って行けばよかったなと思いました。
結局、現地では配車サービスの「Uber(ウーバー)」を使うことが多かったです。
初めて使いましたが、早ければ5分ぐらいで迎えに来てくれて、目的地まで連れて行ってくれるのでかなり便利。
しかもいい人ばかりだったのでよかったです。
デイトンからアルティメットの試合会場であるレバノンまで行くのに、現地の人に聞いてもバスや鉄道はなく、タクシーで行くしかないと言われたので、ここでもUberを活用。
レバノンには線路がありましたが、ほとんど電車が走っていないようでした。
アルティメットの試合会場。スタジアムではなく、かなり大きな芝グラウンドという感じ。
その日のアルティメットの日本のチームの試合は負けてしまいましたが、初めて観て面白かったです。
これは日本の女子チーム。男子チームと女子チーム、男女混合のチームがあり、日本からは5チームぐらいが出場していました。
アルティメットはマイナースポーツではありますが、世界的に見れば多くの競技者がいるのだと感じました。
日本では小さい頃からしている人は少ないと思うので、大学生ぐらいからでも始めやすいスポーツだと思います。
アルティメットの試合を観てデイトンに戻り、近くのレストランで夕食を食べました。
バカでかいアメリカンサイズのステーキが出てくるのかなと少し期待していましたが、わりと小さなステーキが出てきました。
美味しかったし店員さんが美人だったのでなんの文句もありません。
翌日17日は、シンシナティという街に足を延ばすことにしました。
デイトンからシンシナティまでは長距離バスが出ていますが、朝のバスが売り切れていたため、ここでもUberが活躍。
1時間20分ぐらいでシンシナティに到着。
デイトンが工業都市なら、シンシナティは文化都市。音楽やアート、スポーツが盛んな街です。
かつては世界最長の吊り橋だったジョン・A・ローブリング橋。
MLB最古の球団・シンシナティ・レッズのホームスタジアム。
ダウンタウンにある噴水広場。
音楽ホールなど。
半日だけでしたが、シンシナティの街を歩きました。
この日もアルティメットの試合を観に行くことになっていたので前日と同じくレバノンへ。
この日は応援していた日本チームが勝ち、試合後に知り合いとも会うことができました。
せっかくレバノンに来たので、中心街にも行ってみましたが、夕方5時に閉まる店が多く、開いているお店は少ししかありませんでした。
こじんまりとした街で可愛らしい雰囲気でしたが、中心部でもかなり小さい街だなと思いました。
またまたUberを使ってデイトンまで戻り、ホテル近くのレストランで最後の晩餐。
オハイオはチリという料理?が有名だと友達が言っていたので、チリを注文。
見た目も味もキーマカレーみたいな感じで、美味しかったですがけっこう辛かったです。(辛いの苦手)
そして最終日の18日。飛行機が朝の便だったので5時に起きてチェックアウトを済ませ、ホテルの近くからバスに乗りました。
ホテル近くを走っているバスの路線だと空港から徒歩30分ぐらいの所まで行きます。
徒歩30分はけっこうな距離(多分3kmぐらい?)なので、最後もUberを使ってもよかったのですが、最後くらいは歩こうということになりバスを使いました。
しかし、バスを降りようとした時にバスの運転手さんから「ここから空港まで歩くなんて無理だ」的なことを言われ、運転手さんが近くのガソリンスタンドに停まっていた車に声をかけにいってくれました。
おそらく空港関係者の車?だったのだと思うのですが、結局その人に空港まで送ってもらいました。
実際は、バスの運転手さんが他の人に電話をかけてくれたり、10分ぐらい色んなやりとりがありました。
早朝で僕たちの他に乗客はいませんでしたが、間違いなく次のバス停には時間通りに着けていないはずです。
仕事中に他の人の世話をしているようなものなので、こういうのは日本では絶対ないだろうなと思いますし、なかなか面白い経験ができました。
バスが遅れてしまい他の利用者には申し訳ないですが、慣れない場所で助けてもらえるのは本当にありがたい。
今回の旅行では色々ハプニングがありましたが、現地の人たちが優しく、出会いに恵まれたような気がします。
次はニューヨークやロサンゼルスに行ってみたいですが、なかなか今回のような機会がないとデイトンやシンシナティなど、オハイオ州に行くこともなかったと思うので、行けてよかったです。
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