初めてのアメリカ旅行で、オハイオ州のデイトンという街に行く機会があったのですが、正直全然聞いたことのないところで、観光するところってあるのかなって思っていました。
デイトンのことを調べていてわかったことは、世界で初めての有人動力飛行を成功させたライト兄弟の生まれた街だということ。
航空宇宙や先端技術の分野での研究が盛んな街で、国立アメリカ空軍博物館があります。
観光目的で日本からデイトンに行く人はあまりいないようですが、国立アメリカ空軍博物館は、オハイオ州の観光スポットの中でも人気の博物館です。
国立アメリカ空軍博物館の規模が大きすぎる
中に入ると簡単な荷物検査があり、ペットボトルは捨てなければいけませんでした。
どこでチケットを買えばいいのかわからなかったのでインフォメーションで聞くと、無料とのこと。1日に何回か無料のガイドツアーもあるようです。
展示されているところに入って行くと、ライト兄弟による「Wright 1909 Military Flyer」があります。
これはライトフライヤー号?
ライト兄弟が世界で初めての有人動力飛行を成功させたのが1903年。もちろんこれはすごいことなのですが、この博物館では第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、冷戦などのエリアがあって、飛行機や軍用機の移り変わりを見ることができ、わずか数十年の間の技術の進歩はすごいなと感じました。
色々なものが展示されています。
UFOみたいなものもありました。
無料とは思えないぐらい規模の大きい博物館で、全部しっかり見ようと思うとかなり大変です。
2時間以上見てましたが全然終わらない。。
詳しい説明ができるほどの知識がないのが残念なのですが、とても見応えのある博物館で、この規模感に圧倒されました。
国立アメリカ空軍博物館の行き方
僕がデイトンで泊まっていたホテルがデイトン国際空港とダウンタウンのちょうど真ん中ぐらいに位置していたので、とりあえずバスに乗ってダウンタウンまで行きました。
ダウンタウンのバスターミナルのところからは、色んな路線のバスが出ています。
国立アメリカ空軍博物館はデイトンの東側にあるのですが、路線図を確認したところ、11番線と1番線のバスが近くを通るようでした。
ちなみに国立アメリカ空軍博物館行きはないので、近くのバス停から歩く必要があります。
1番線のバスが先に来たので乗ろうと思ったのですが、念のため運転手さんに確認したところ、このバスじゃなくて11番線に乗った方がいいと言われたので、11番線のバスで行くことに。
僕は「Moovit」というアプリでバスの路線やバス停を調べていました。このアプリは、初めて使いましたが、バスで移動しながらGPSで今自分がどこにいるのか、どのバス停を通ったのか、次はどのバス停かというのをマップで確認できるので便利でした。
乗る人や降りる人がいなければバス停に停まりませんし、似たようなバス停の名前があると聞き逃してしまうこともあるので、気をつけないといけません。
「Moovit」で確認しながら、国立アメリカ空軍博物館に一番近いであろうバス停で降ります。確か「Old Harshman @ Springfield」というバス停。
ちなみにアメリカのバスは乗るときにお金を支払います。場所やバスによって料金は異なると思いますが、この時は2ドルでした。
日本のように停車ボタンはなく、降りるときには紐を引っ張って「次降ります」というサインを出します。
窓際にある黄色い紐を引っ張ります。
バスで行くのはやめた方がいいかも
地図で見た感じだとバス停からはそれほど遠くないように思いましたし、バスから降りると国立アメリカ空軍博物館らしき建物が見えました。
ただ、バス停から国立アメリカ空軍博物館まで歩くとかなりの距離がありました。
直線距離だと大したことないのですが、大きな幹線道路があり、国立アメリカ空軍博物館の敷地が広い上に周りにフェンスが張り巡らせてあり、遠回りをしなければなりません。
フェンス越しから撮影。敷地内にありました。
建物は見えていましたし一応たどり着けたのですが、バスに乗っていたのが10分〜15分くらいだったとすると、その倍の時間ぐらい歩いたように思います。
帰りはそのままレバノンという街に向かったというのもあって、Uberという配車サービスを利用しました。
バスで行けないこともないですが、時間効率や楽さで言えば、タクシーやUberが便利だと思います。
Leave a Comment