プラハ城は世界最古で最大の城
世界で最も古くて大きな城としてギネスブックにも登録されているプラハ城は、中世ヨーロッパの雰囲気が色濃く残るチェコの首都、プラハのシンボルであり、プラハを訪れた際には、外せない観光スポットです。
プラハにはヴルタヴァ川という川が流れており、その西側にある小高い丘、フラッチャ二にプラハ城は建てられています。
プラハ城の建設が始まったのは9世紀。ボヘミア王国やチェコ共和国の長い歴史において、歴代の王の居城として重要な役割を果たしてきました。現在はチェコの大統領府があります。
プラハ城はとても広いです。
敷地の広さは東西430メートル、南北70~140メートルで細長い形をしており、大きさは長さは約570m、平均の幅は約130mである。10世紀には既にこの大きさであったと考えられている。
引用:wikipedia
プラハ城の広大な敷地内には、王宮だけでなく、大聖堂や教会など様々な建築物があります。
プラハ城内にある様々な建築物
プラハ城内では、様々な建築様式の建物を見ることができます。
プラハの代表的ゴシック建築「聖ヴィート大聖堂」
プラハ城内に高くそびえたつようにあるのは聖ヴィート大聖堂です。
聖ヴィート大聖堂は、元々930年頃にシンプルな教会として建てられたのですが、14世紀頃に大規模なゴシック様式の大聖堂に改築することが決められました。
それから増改築を繰り返し、最終的に完成したのは20世紀に入ってからでした。
大聖堂の中では、きれいなステンドグラスを見ることができます。
中でも有名なステンドグラスは、チェコの画家、アルフォンス・ムハ(ミュシャ)による作品だそうです。
入口から左3番目にそのステンドグラスがあるそうです。そのことを知らず普通にスルーしてしまっていました。。
皆さんはもし行く機会があれば見てみてください。
プラハ城内最古の教会「聖イジー教会」
プラハ城内で最古の教会である聖イジー教会が建てられたのは920年。
聖ヴィート大聖堂はゴシック様式でしたが、聖イジー教会はロマネスク様式として知られています。
ゴシック様式やロマネスク様式など、ヨーロッパの建築様式に関しては、別の記事で紹介できればと思います。
聖イジー教会は音響がよく、音楽のコンサートなども、よくここで催されるそうです。
錬金術師が住んでいた場所?「黄金小路」
黄金小路は1597年にできた通りの名です。
通りの一画には錬金術師が住んでいたことから、黄金小路という名がつけられたという説がありますが、実際には衛兵の住まいだったそうです。
黄金小路に並ぶ家々はどれも小さく、まるで童話の世界のよう。
現在ではどの家もお土産屋になっています。
黄金小路には、プラハ出身の作家であるフランツ・カフカが執筆をしていた家もあり、そこは現在フランツ・カフカに関する資料や書籍などを売るお店になっています。
プラハ城は見所がいっぱい
プラハ旧市街を見下ろすような場所に建てられているプラハ城。旧市街からプラハ城に行くには、ヴルタヴァ川に架かるカレル橋を渡って、坂を上ります。
少し高い丘にあるので、そこから見えるヴルタヴァ川やプラハ旧市街が見える景色もよかったです。
訪れたのが観光シーズンだったこともあり、観光客でいっぱいでした。
プラハ城はとにかく広く、城内にはここで紹介した建築物の他にも博物館や美術館があって見所が多いので、時間に余裕を持ってゆっくり見て回るのがおすすめです。
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