臭豆腐は美味しいのか!?台北の饒河街観光夜市で実際に食べてみた

台湾の夜市で食べ歩きをしていると度々強烈な匂いがしてきます。

その匂いの正体は臭豆腐。

名前の通り臭い豆腐なのですが、台湾や中国で一般的に食べられていて、臭いけどけっこう人気のある料理です。

せっかく台湾に行ったということで、実際に夜市で臭豆腐を食べてみました。

饒河街観光夜市は台北二大夜市のひとつ

僕が行ったのは饒河街観光夜市（ぎょうかがいかんこうよいち）。

士林観光夜市とともに台北二大夜市のひとつとされているのが饒河街観光夜市で、中心部から少し離れているので少し行きにくいですが、有名な夜市です。

饒河街観光夜市は400mほどの一本の通りがあるだけ。

往復すると全ての屋台をみることができます。

食べ物屋台はもちろん、衣料品や生活雑貨、祭りのときのイベント屋台みたいなものまで、色々ありました。

肝心の臭豆腐を売っている屋台もちらほら。

なんとなく屋台によって匂いが微妙に違うように思いましたが、やっぱり前を通るだけで臭い。

臭豆腐は台湾で有名な観光地の九份でも売っています。

アンモニア臭がするなど、とにかく臭くて有名な臭豆腐。実際に食べてみることにしました。

食べている途中の写真ですいません。

隣に座って臭豆腐を食べていたおじさんが「美味しいぞ、早く食べてみろ」と急かしてきたので、すぐ食べざるを得ませんでした。

そして食べた感想ですが、うん、マズイ。。

思ったより味は薄かったです。中身がボソボソした揚げ豆腐という感じ。

臭豆腐は主に揚げたものが屋台などで売られていますが、レストランで食べられるところもあります。

なかには臭豆腐専門のお店もあって、色々な種類の臭豆腐が食べられるのだとか。

食べれないほどのマズさではないですが、劇的に美味しいわけでもなく、リアクションに困りましたが、とにかく匂いがきつかったです。

本当は一口だけ食べてみたかっただけなのですが、8個も入っていました。

実はこの臭豆腐、日本でも話題になったことがあります。

2016年2月のことで、JR西日本の普通列車の中で「アンモニアのような匂いがする」と異臭騒ぎになり、乗客が全員降りることになったのですが、その駅のゴミ箱から臭豆腐が見つかりました。

車両内の座席や床にも液体の一部が見つかり、臭豆腐が原因とみられています。

恐るべし臭豆腐。

地元の消防団が防具服を身にまとい、ガスマスクのようなものをつけて出動するほどでした。

なんともなくてよかったですが、まさか食べ物の匂いだとは思わなかったんでしょうね。

異臭騒ぎになるほど臭い臭豆腐ですが、好きな人は本当に好きだそうです。

好みが極端に分かれるので、一度食べてみてはいかがでしょうか。