僕が2泊3日で台湾に行ったとき、母親から「しょうがコスメを買ってきてほしい」と頼まれました。
最初は「しょうがコスメ・・・?生姜?」と思いましたが、台湾はしょうがを使ったジンジャーコスメといわれるしょうが化粧品が人気なんです。
台湾オリジナルの化粧品ブランド「薑心比心」
しょうがコスメは、朱嘉琳さんという一人の女性シェフによって誕生しました。
シェフとして働いていた朱嘉琳さんはある日、余った大量のしょうが汁を捨てるのはもったいないということで自宅に持ち帰り、お風呂にしょうが汁を入れて浸かったところ、身体がとてもリラックスできて疲れがとれたそうです。
“ショウガ”にいい効果があるのではないかと思った朱嘉琳さんは、しょうが汁を知人などに譲ったりするようになり、台湾の芸能人が本にそのことを書いたことでさらに注目が集まりました。
その後、朱嘉琳さんは台湾中を回ってより良いショウガを探したり、自分でショウガ畑を所有するなど、しょうがを使った商品をつくるため奮闘します。
しょうがの研究に費やした期間はおよそ7年。
そうやって2008年にできたのが台湾オリジナルの化粧品ブランド「薑心比心」です。
読み方は薑心比心(ジャンシンビーシン)。
中国には古くから「將心比心(ジャンシンビーシン)」という言葉があるのですが、この言葉を中国語でショウガを意味する薑(ジャン)にもじっているのだとか。
ちなみに「將心比心」は、”相手の立場に立って考える”という意味で、これを企業精神としているそうです。
朱嘉琳さんがつくった化粧品ブランド「薑心比心」の特徴はもちろんショウガ。全ての商品にショウガを使っているそうです。
台北でしょうがコスメが買えるところ
薑心比心は台北市内に2店舗。
1号店が信義区の「誠品書店」内5階で、2号店がQスクエア(京站)内地下1階です。
薑心比心は2店舗ですが、ほかにも販売コーナーを設けているお店がいくつかあるのですが、僕は母親から「しょうがコスメは台北101で買える」と聞いたような気がしていたので、台北101で薑心比心を探していましたが、当然台北101で薑心比心が見つかるわけがありません。(母親はそんなこと言ってなかったそうで完全に僕の勘違いでした。)
台北101で薑心比心は見つかりませんでしたが、せっかく台北101に行ったので呑気に展望台で夜景を見てきました。
その記事はこちら。
【台北101は世界一高い高層ビルだった!?展望台から見た台湾の夜景】
台北101で夜景を見ている間に、お店が閉まる時間が迫っており、WiFiがつながるところで急いで調べると、台北101の近くにある誠品書店に薑心比心のお店が入っていることがわかりました。
警備員や通行人に道を聞きながら走って誠品書店へ。
誠品書店に着いたのは薑心比心のお店が閉まる5分前。
誠品書店は本屋さんだけでなく、服や雑貨のお店、レストランなども入っている大きな複合型書店となっています。
誠品書店の5階に薑心比心のお店があります。
閉店ギリギリだったにもかかわらず、薑心比心の店員さんは親切に対応してくれました。
店内をゆっくり見て回る時間はさすがになかったですが、石鹸や入浴剤、シャンプー、ハンドクリーム、ボディクリームなど、しょうがを使用した商品がたくさんありました。
一番人気はカンヌ国際映画祭のゲストギフトとしても使われたハンドクリームです。
ハンドクリームだけでも色々な香りの種類があります。
こちらの石鹸も人気商品です。
ハンドクリームとマッサージクリームを購入!その効果は?
母親のお土産にハンドクリームを、自分にはマッサージクリームを購入しました。
マッサージクリームはショウガの匂いがすごかったです。
塗ってしばらくすると、なんとなくぽかぽか温かくなった感じがしました。
しょうがは体を温めてくれる効果があるので血行がよくなって、肩こりやむくみにも効くそうです。
ハンドクリームは写真を撮る前に母親が全て使い終わっていましたが、けっこうよかったと言っていました。ハンドクリームはそれほど温かくなる感じはなかったそうです。
新陳代謝を促進させたり、むくみがとれるなど生姜には様々な効能があります。生姜ダイエットなどもあるぐらいですからね。
美容効果も期待できるので、しょうがコスメは女性に大人気です。
欲しいものが決まっていれば単品で買うのもいいですし、セットになっている商品もあるのでプレゼントとしても人気がある薑心比心のしょうがコスメ。
女性に人気がありますが、もちろん男性でも使える商品はたくさんあります。
台湾に行った際は、薑心比心のしょうがコスメをお土産にいかがでしょうか。
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