タイの首都バンコクには多くのバックパッカー・旅行者が訪れます。
バックパッカーの聖地と言われているカオサンロードをはじめ、バンコクには旅行者にとってはありがたい、安いホテルがたくさんあります。
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今回は、僕がバンコクに行った際に泊まったユースホステル「Home Hug Hostel」をご紹介します。
Home Hug Hostelの場所と空港からのアクセス
バンコクには2つの主要な空港、スワンナプーム空港とドンムアン空港があります。
僕は夜10時ぐらいにスワンナプーム国際空港に到着し、予約をしていた「Home Hug Hostel」に向かいました。
「Home Hug Hostel」がある最寄りの駅はRachaprarop(ラチャプラロップ)駅。
バンコクには高架鉄道のBTS(スカイライン)・地下鉄のMRT(メトロ)・空港線のARL(エアポート・レイル・リンク)の3種類の電車が走っており、Rachaprarop駅は空港線ARL上にある駅なので、スワンナプーム国際空港から乗り換えせずに一本で行けます。
電車に乗っている時間は25〜30分ぐらいですかね。40バーツ(約120円)ほどかかります。
Rachaprarop駅から「Home Hug Hostel」までも徒歩5分で行ける近さにあるので、立地条件はけっこういいと思います。
これは着いた翌日の写真ですが、Rachaprarop駅周辺はこのような感じ。
車通りの多い大きな通りがあるので、タクシーも捕まえやすいと思います。
ちなみに写真に写る黄色と緑色の車やピンク色の車はタクシーです。
他にも青色や赤色のタクシーがあったり、バンコクで見かけるタクシーはカラフルだなと思っていたのですが、個人タクシーやタクシー会社によって色が違うみたいです。
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こちらは歩道橋から撮った写真。
Rachaprarop駅から「Home Hug Hostel」までは、この大通り(Rachaprarop通り)を少し南に歩いて、角を1回曲がるだけなので、とてもわかりやすいです。
曲がる角はこのセブンイレブンが目印。わかりやすい。
ちなみにタイはセブンイレブンの店舗数が世界2位なので、至るところで見かけます。
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セブンイレブンを曲がって、Rachaprarop通り8を少し進むと、左側に「Home Hug Hostel」があります。
看板もこんな感じで目立つので、すぐわかると思います。
「Home Hug Hostel」までの行き方をまとめるとこのような感じ。
- スワンナプーム国際空港から空港線ARL(エアポート・レイル・リンク)の電車に乗り、Rachaprarop駅で下車
- Rachaprarop駅からRachaprarop通りを南に少し歩く
- 角にセブンイレブンがあるところで曲がり、Rachaprarop通り8を少し歩くと到着
Home Hug Hostelのレビュー・感想
入ったらすぐ受付カウンターがあり、予約している旨を伝えると、宿泊代と鍵のデポジット代を支払い、簡単に施設の説明等してくれます。
対応してくれたスタッフは20〜30代ぐらいの男性で、優しくて丁寧な人でした。
1階の奥にはキッチンと食卓があり、朝になるとみんなそこでトーストを焼いて食べていました。
階段をひとつ上がると、2階か1.5階なのかわからないですけど、椅子が何個か置いてある、ちょっとくつろげるスペースがあります。
さらに階段を上がると宿泊する部屋があります。
たしかもう一つ上の階にも部屋があったと思いますが、各階にトイレとシャワー、洗面台があります。
トイレとシャワーはあまり綺麗だとは言えませんが、昼は観光して夜にしかホテルに戻ってこないので十分でした。
部屋は男女共用ドミトリーと女性専用ドミトリーがあります。
8人部屋です。
他の人と寝たくないとか、何か盗られそうと思って、ドミトリーで泊まることに抵抗がある人もいると思いますが、今まで何か物を盗られたりとか危険な目に合ったことはありません。もちろん用心はしておかないといけないですが。
ドミトリーはいろんな人と出会える良い機会で、ネタになるような面白い出来事もあります。
僕は「Home Hug Hostel」で3日泊まって別のところに行ったあと、またこの「Home Hug Hostel」に戻ってきて1泊したのですが、1回目のときは韓国人のグループと同じ部屋でした。
少し話したりしたぐらいで、そんなに面白いことがあったわけではないんですが。
2回目に泊まったときは別の部屋で、そのときはちょっと変わった感じの人たちと同室でした。
そのうちの一人、ダンディーな男性がずっと僕の方を微笑みながら見てくるので、挨拶をして少し話をしていると、自分はゲイだと打ち明けてきました。
スリランカから旅行でバンコクに来ていたらしく、理由を尋ねると、「スリランカではゲイだとオープンにできないけど、タイだといろんな人がいて、ゲイも多いから自分もオープンになれる」と言っていました。
同性愛者の人は日本にも大勢いますし、差別する気は一切ないのですが、その後やたらとゲイバーとかゲイクラブに誘ってきたので、これは狙われてるのではと思って一人で外に出ました。
こういう出会いがあるのもドミトリーならでは。本当にいろんな人がいます。
Home Hug Hostelを選んだ理由
バンコクにはカオサンロードをはじめ、多くのホテルがあると言いました。
その中で「Home Hug Hostel」を選んだ理由は、値段・アクセス・Wi-Fi環境の3つです。
僕が泊まったときは男女共用ドミトリーで1泊200バーツ(約600円)でした。もちろん安さだけだともっと安いホテルもありますが、宿泊サイトの写真などを見てある程度の清潔感があり、値段もなるべく安いところをいつも選びます。
「Home Hug Hostel」のロビーや部屋は十分綺麗でした。
トイレとシャワーはあまり綺麗ではないと言いましたが、値段的に我慢できる範囲内でしたし、水しかシャワーが出ないようなホテルに泊まったこともあるので、そんなに気になりませんでした。
2つ目の理由はアクセスの良さですね。
バンコクでの滞在はけっこう時間が限られていたので、行きや帰りのことを考えるとアクセスが良い場所がいいなと思っていました。
「Home Hug Hostel」はスワンナプーム国際空港と同じ路線にあって、駅からも徒歩で行ける近さ。
観光したあとや夜に少し外を出歩いたあとホテルに戻るときに、タクシーで「Rachaprarop駅らへんまで行って」と伝えやすかったというのも結果的にはよかったです。
3つ目は自分的には必須条件の、Wi-Fi環境です。
ホテルには夜ぐらいしか戻らないですが、あらかじめ調べて行くというよりかは、現地で色々調べながら行動することが多いので、ネット環境はほしいですね。
現地に着いてから予定を変更するときもあるので。
タイに数日間旅行で行くだけでなく、そのあとも他の国に行こうと思っていたら、その国の行き方や宿の予約もしないといけないので、Wi-Fi環境は必須です。
なかにはWi-Fiの繋がりが悪かったりもするので、実際に泊まってみないとわからないですが、「Home Hug Hostel」はWi-Fiの繋がりも悪くなくてよかったです。
「Home Hug Hostel」のある通りはこういう感じで、夜になるとけっこう暗いですが、そんなに治安は悪くないと思います。
コンビニや食事ができるお店、マッサージ店、コインランドリーなど色々あります。
以上、安くてアクセスもよく、Wi-Fi環境もあるユースホステル「Home Hug Hostel」を紹介させていただきました。
低予算でバンコク旅行を考えている人にはけっこうおすすめです。
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