スペインにもスペイン広場はあるのですが、イタリアにもスペイン広場(スパーニャ広場ともいう)があります。
それも首都ローマの中心街にある広場で、多くの観光客が集まる、超がつくほど有名な観光スポット。
映画ローマの休日でオードリー・ヘプバーンがジェラートを食べたシーンでも知られている場所です。(広場での飲食は禁止されているので真似をしてジェラートを食べないように。)
スペイン広場にある階段もスペイン階段というのですが、イタリアにあるのになぜスペイン広場やスペイン階段といった名がついているのでしょうか。
本当はフランス広場になっていたかもしれない?
イタリアなのにスペインの名前がついている理由、それは近くにスペイン大使館があるからです。
けっこう単純な理由ではあるんですが、もしかしたらスペインではなく、フランス広場やフランス階段といった名前がついていたかもしれなかったんです。
というのも階段上にはトリニタ・デイ・モンティ教会があるんですが、この教会はフランス王のルイ12世がつくらせた、フランス人のための聖堂です。
なにより広場自体、当初フランスの寄付によってつくられたものなのだとか。
これらの理由から、フランス広場やフランス階段という名前がついていてもおかしくなかったと思うのですが、結果的にスペイン大使館が近いということでスペイン広場、スペイン階段となりました。
もしかしたら歴史的背景による深い理由もあるのかもしれません。
スペイン広場ではミサンガ売りに注意
スペイン広場は観光客でいっぱいです。
スリとかも気をつけなければいけないですが、やっかいなのがミサンガ売り。
特に階段を上がったところにミサンガ売りが多かったですね。
色々口うまく話してきて、お金はいらないとか言いつつ、最終的にはお金を請求してきますし、なかには無理やり腕にミサンガを巻きつけてこようとする人もいるので注意が必要。
なのですごいフレンドリーに話しかけてきますが、基本的には相手にしないこと。
僕みたいにミサンガ売りの口車に乗ってしまうとめんどくさいですよ。
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