マーケティング

インバウンドマーケティングとアウトバウンドマーケティングの違い

インバウンドマーケティングとアウトバウンドマーケティングについて説明しようと思うんですが、もともとはアウトバウンドマーケティングが主流となっていたなか、インバウンドマーケティングという新しい概念が出てきたので、まずはアウトバウンドマーケティングから説明したいと思います。

アウトバウンドマーケティングとは

アウトバウンドマーケティングは、商品を売るために訪問販売を行ったり、電話で営業したり、ダイレクトメールを送ったりするマーケティング手法のことです。

企業側からお客様に向かって(中から外側に向かって)、商品を売るといった形。

これだと認知はされても、押し付けがましいという印象を持たれがちで、今ではあまり効果が出ていません。

僕も子供のころはよく、家に営業の人とか何回もやってきては商品やサービスを勧めてきましたが、正直この人たちは売ることしか考えてないからあまり信用できないなと子供ながらに思っていました。(営業の人すいません。)

別にこの方法が悪というわけではなく、コツコツとこういった地道な営業も必要なのだとも思うんですが、実際のところこういった方法にたいして抵抗感がある人って少なくないと思うんです。

今では営業に来る人も減ったように思います。

インバウンドマーケティング

アウトバウンドマーケティングがうまくいかなくなってきたときに、新しく生まれた考え方がインバウンドマーケティングという手法。

これはアウトバウンドマーケティングとは逆で、お客様の方が自分の興味のあることを求めて行動し、情報を受け取ったり、商品やサービスを買う形のこと。お客様から企業(外から内側へ)を意識したマーケティングです。

いわゆるコンテンツマーケティングといわれるものが、このインバウンドマーケティングにおけるひとつの形。

商品を売り込むのではなく、自社メディアなどで役立つコンテンツを発信することで、お客様から見つけてもらおうというものです。

それらの情報に興味を持ち、信頼してくれるようになれば、最終的に商品を買ってもらったり、サービスを使ってもらえるようになるんです。

現在注目されているのが、このインバウンドマーケティング。

関連記事
コンテンツマーケティングとは?商品を売らずに見つけてもらう仕組み

両方をうまく組み合わせて活用しよう

たしかにアウトバウンドマーケティングのようなやり方で商品を売ろうとしてもなかなか取り合ってもらえず、興味を持ってもらうこともなければ、信用すらしてもらえないです。

そのためインバウンドマーケティングという新たな手法がここ数年、日本でも取り入れられるようになってきたわけですが、両方をうまく活用することが大事なのかなと思います。

アウトバウンドマーケティングは商品やサービスにすでに興味がある人にとっては、とても効果的だからです。

購入を検討しているなら、もっと知りたいと思うのはふつうのことですよね。

なのでコンテンツマーケティングのような、自社で良質なコンテンツをつくり提供していくことで興味を持ってもらい、興味を持ってもらった人にはメールマガジンなどで購入を促したりするのは効果的だと思います。

それぞれの手法の良いところ悪いところを理解して、うまく活用できればベストです。

Leave a Comment