abbr要素のabbrとは「abbreviation(アブリヴィエーション)」という単語の頭4文字を取っているんですけど、この英単語には省略とか略語という意味があります。
そのため、abbr要素は<abbr>〜</abbr>で囲った言葉が略称だということを意味づけるときに使います。
また、title属性を使って略称の正式名称を指定することもできます。
<abbr title=”Hyper Text Markup Language”>HTML</abbr>
たとえば、HTMLって略称ですよね。その場合にabbr要素を使って意味づけしてあげれば、検索エンジンも「HTMLは略称なんだな」とわかりますし、title属性で正式名称を指定してあげれば「Hyper Text Markup Languageが正式名称なんだな」ともわかります。
このようにいくつかの言葉の頭文字をとって略称で表している専門用語とかけっこう多いと思うんですけど、そういうときにabbr要素を使って意味づけすることで、ユーザーだけでなく検索エンジンにも伝わります。
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