font-familyプロパティはフォントを指定するために使います。
もし指定したフォントがユーザーのブラウザ環境にない場合は、ブラウザで設定されている標準のフォント(システムフォント)が表示されるようになっています。
フォントの指定方法
フォントの指定方法は、font-familyに続いて、指定するフォント名を記述するだけです。
{font-family: フォント名, フォント名;}
フォントはカンマ(,)で区切ることによって、複数指定することもでき、ユーザーの環境に用意されている、最初のフォントが表示されます。
また、「MS 明朝」のようにフォント名にスペースが含まれている場合は、「”MS 明朝”」か「’MS 明朝’」と、ダブルクォーテーション(””)かシングルクォーテーション(”)で囲む必要があります。
スペースがないときにこういった引用符を使うのも問題ではありません。
指定したフォントがユーザーの環境にない場合、ブラウザの標準フォント(システムフォント)から以下の書体に対応するフォントで表示されます。
serif
serifは英字にセリフというヒゲ飾りがあるフォントです。
欧文書体に見られるもので、日本語でいうと明朝系のフォントにあたります。
sans-serif
sans-serifは、serifの反対でセリフがないフォントのこと。
sansとはフランス語で「〜ない」という意味なので、セリフがないフォントということです。
文字の太さが均一で、日本語ではゴシック系のフォントにあたります。
cursive
cursiveは筆記体のフォントです。
日本語では草書・行書体のフォントにあたります。
fantasy
fantasyは装飾的で表現的なフォントです。
monospace
monospaceはすべての文字が同じ幅(等幅)のフォントです。
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