Googleはサイトのコンテンツとして画像よりもテキストの方を重視しています。
なぜならテキスト情報は様々な環境で利用しやすいのに対し、画像だとユーザーの利便性を損ねてしまう可能性があるからです。
また、alt属性を設定していたとしても、画像がどういった意図で使われているかまでは判断しきれないというのもあります。
テキストの方がSEOでは有利
画像は一目で情報を伝えられて便利ですが、SEOのことを考えると、以下のような理由からテキストの方が有利だったりします。
- 画像は表示速度が遅くなる
- スクリーンリーダーでは画像は読み上げられない
- テキストはシェアしやすい
画像は表示速度が遅くなる
画像はテキストよりもデータ容量が重たいので、ユーザーの通信環境が悪かったりすると、なかなか画像が表示されなくてストレスに感じられてしまいます。
当然テキストの方がデータとしては軽いので、画像よりも早く表示されます。
スクリーンリーダーでは画像は読み上げられない
視覚障害者の方のために、スクリーンリーダーといって、テキスト情報を読み上げる機能があります。
画像にalt属性を設定している場合は、その代替テキストを読み上げますが、画像の内容自体を読み上げることはできなのです。
テキストはシェアしやすい
テキストはコピーができるので、他のところに貼り付けたり、SNSなどでシェアしやすいという利点もあります。
なるべく画像よりもテキストを使おう
必要であれば画像を使うことはもちろん悪いことではありません。
文字だらけのページよりも画像やイラストがあった方がいい場合もあるかと思います。
ただ、むやみやたらにテキストを画像化したりするのは、見栄えはよくなるかもしれませんが、SEO的には不利になりますし、表示速度やスクリーンリーダーのことも考えるとユーザビリティにも影響があります。
そのためテキストはなるべく画像化するのではなく、テキストとして使う方がいいです。
Googleは「Webフォント」という、インターネット上のフォントデータを使って表示させることができるフォントを推奨しています。
Webフォントは、「@font-face」プロパティでWebフォントを指定することもできますし、Googleの「Google Web Fonts」のようなWebフォントサービスもあるので、わりと簡単に使うことができます。
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