人気の夕日スポット「プノン・バケン」
プノン・バケンは、アンコール・ワットから少し離れたところにある標高67メートルの小高い丘で、人気の夕日スポットです。
山の麓まではシェムリアップの中心街からトゥクトゥクで10分ほど。麓からさらに15分ほど歩いて登ります。
プノン・バケンは300人で入場規制がかかってしまうので、早めに行く方がいいかもしれません。
頂上にあるプノン・バケン寺院
頂上で整理券をもらって、階段で丘の上に上がります。
階段を上ると丘の上はこのようになっています。
頂上にあるのはプノン・バケン寺院というヒンドゥー教寺院。
ヤショヴァルマン1世という人によって建てられたプノン・バケン寺院は、アンコール・ワットやアンコール・トムと同様、アンコール遺跡群として世界遺産に登録されています。
こちらは主祠堂です。
祠堂(しどう)とは、祖先の位牌を祀るお堂のことで、プノン・バケンの頂上にはこの主祠堂を中心に、四隅にそれぞれ小さめの祠堂があります。
これらの祠堂は、アンコール遺跡のなかでは最も高い位置にあります。
古代インドの世界観の中には、須弥山(しゅみせん)といわれる聖なる山があります。
プノン・バケンは、プノン・クロムとプノン・ボックとともにアンコール聖山と呼ばれており、ヤショヴァルマン1世は、プノン・バケンを須弥山に見立て、プノン・バケン寺院を建てたそうです。
プノン・バケンから見る夕日
どんどん人が増えてくるので、プノン・バケン寺院を少し見たあとは、場所をとって日が沈むまで待ちます。
カンボジアで人気の夕日スポット「プノン・バケン」から見た夕日でした。
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