有名な人気探偵小説「シャーロック・ホームズ」に出てくる、ホームズと友人のワトソンが住んでいた家が「シャーロック・ホームズ博物館」で再現されています。
シャーロック・ホームズ自体は架空のお話ですが、小説内の住所と同じ「221B Baker Street(ベイカーストリート221番地)」がシャーロック・ホームズ博物館の住所になっています。
館内もホームズの世界観が再現されていておもしろいので、シャーロック・ホームズが好きな人(シャーロキアン)にはぜひ行ってほしいところです。
シャーロック・ホームズとは
先にシャーロック・ホームズについて簡単に説明しておきたいと思います。
シャーロック・ホームズは、イギリスの小説家アーサー・コナンドイルによって書かれた人気の探偵小説シリーズ。
1887年から1927年にかけて、長編4作・短編56作が発表されて、次第に人気になっていきました。今では映画にもなっています。
物語は、変人で天才的頭脳をもつシャーロック・ホームズ、そして同居人であり友人でもある元軍医のワトソンが事件を解決していくというもの。
1990年、物語の舞台でもあるイギリスのロンドンにシャーロック・ホームズ博物館はオープンしました。
シャーロック・ホームズ博物館へ
シャーロック・ホームズ博物館へ行くには、地下鉄のBaker Street(ベイカー・ストリート)駅で下車します。
駅の構内にはシャーロック・ホームズにまつわる絵が描かれています。
これは、長編作品の一つ「四つの署名(the sign of four)」の話が描かれている絵。
他にも、「まだらの紐」、「赤毛連盟」、「ライオンのたてがみ」など、いろいろな話が描かれていました。
これはホームズのシルエットの絵。
実はこれ、小さいホームズの絵で構成されています。
駅を出て、右側に少し歩くとシャーロック・ホームズ博物館に着くのですが、駅を出て左方向にホームズの銅像もあるので、ついでに撮っておきましょう。
ベイカーストリートの通り名を見るだけでテンションが上がります。
シャーロックホームズ博物館の中
そしてシャーロック・ホームズ博物館。ちゃんと「221B」という番地が書かれています。
入り口にはホームズとワトソンがかぶっていた帽子やパイプが写真の撮影用に置いてあるので、入り口に立っているイケメンジェントルマンと一緒に写真を撮れます。
ちなみに隣のショップでチケットを買ってから並びますが、中は狭くて入場制限があるので、待ち列があるときが多いそうで、僕が行ったときもけっこう並んでいました。
博物館の中は、リビングやベッドルーム、書斎、バスルームなど、小説に描かれているホームズの家が再現されています。
ホームズが謎解きや実験に使ったのであろう小物も精巧に作られています。
ここはホームズとワトソンが共有していたという書斎。
ここにも帽子やパイプがありますし、ホームズが趣味で演奏するストラディバリウス(バイオリン)も置かれています。
椅子に座って写真を撮ることもできます。
さらに上の階に行くと、小説の中に出てきた登場人物たちの蝋人形が飾られていました。
「赤毛連盟」
「ボヘミアの醜聞」
「フランシス・カーファクス姫の失踪」
「犯人は二人」など。
ちょっとリアルで不気味ですがおもしろいです。
最後、屋根裏の物置には旅行カバンが。
ちなみにショップもあって、ホームズグッズとかお土産を買えます。
シャーロック・ホームズ博物館は、小説を読んだことのない人にとっては少しつまらなく感じるかもしれませんが、知っている人はぜひ行ってほしい。
僕ももう少し読み込んで、映画とかも見てもう一度行ってみたいです。
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