アメリカ

車社会のアメリカではUberがとても便利だった

先日、初めてアメリカに行きました。

場所はオハイオ州です。

デイトン、レバノン、シンシナティという街に行ったのですが、電車があまりなく、バスはありましたがそれほど便利だとはいえず、車がないとかなり不便だなと感じました。

有名な観光地ならもっと交通の便がいいかもしれませんが、そうではない場所では車に乗っている人がほとんどです。

本当は国際免許証を取得して、現地でレンタカーを利用しようとも考えていたのですが、国際免許を取得する時間がなかったので、レンタカー以外の方法を考えなければなりませんでした。

ただ、日本の運転免許証を持っていれば1日で交付してもらえるそうなので、海外で交通の便が悪そうだなと思ったら、国際免許証を取得して行った方がいいかもしれません。

今回僕が行ったデイトンには、路線バスが走っていたものの、電車はありませんでした。

こうなるとバスがメインの交通手段になると思うのですが、バスを使ったのはホテルからダウンタウンに出る時と、空軍博物館に行く時の2回だけ。

それ以外は、バスの路線的に使うタイミングがなかったからです。

タクシーは一度だけ使いましたが、普通のタクシーよりも配車サービスのUberの方が便利でした。

Uberとは

Uberとは、アメリカの企業ウーバー・テクノロジーズが運営する、自動車配車アプリのこと。

好きな時に好きな時間だけ、車を使って収入を得たい人と、目的地まで送ってほしい人を繋げるマッチングサービスです。

Uberドライバーである一般の人が迎えに来てくれて、目的地まで送ってくれます。

アメリカに行った時は、友達がアプリをダウンロードして使ってくれていたので、僕自身は使っていないのですが、迎えに来てもらう現在地と目的地を設定し、近くにいるドライバーを選択すると、迎えに来てくれるという仕組みになっているみたいです。

ドライバーの車の色や車種が地図上に表示され、何分ぐらいで到着するかがわかります。

迎えに来てもらって車に乗ると、すでに相手のスマホに設定した目的地が伝わっているので、ドライバーはナビを頼りに送り届けてくれます。

支払いはアプリに登録したクレジットカードで支払うので、高い金額を請求されてぼったくられる心配もありません。

気持ちでチップをあげるかどうかは自分で決めればいいと思います。

Uberは一般の人がドライバーをしてくれるため、何か事件に巻き込まれないか心配だという人もいると思います。

今までに全く問題が起きていないかというと、そんなことはないと思います。ただ、Uberのドライバーは身元がはっきりしている人しか登録できないですし、レビュー機能があるので変な対応をしてドライバーとしての評価が下がってしまえば、今後利用してくれるユーザーが減ってしまいます。

今回の旅行では、2日間で6回Uberを利用しました。

Uber

ドライバーは男性の時もあれば女性の時もありましたし、年齢層もバラバラでした。

女性ならドライバーを選択する時に女性ドライバーを選ぶこともできます。

Uber

公式ドライバーかなんなのかわかりませんが、Uberだとひと目でわかる車に乗っている人もいました。

10分ぐらいの近場から1時間以上の距離まで色々乗りましたが、ドライバーに対して不満に思うことは一回もありませんでしたし、むしろとても好意的でした。

タクシーの運転手さんでもいい人はいますが、国によってはタクシーで観光客がぼったくられる話もけっこう聞きますし、事件に巻き込まれるケースもあります。

むしろ身元がはっきりしているUberの方が安全なのではと思うほどでした。

一番驚いたのは迎えに来てくれる早さ。

場所とかタイミングにもよると思いますが、早い時で5分ぐらいで来てくれました。

遅い時でも20分ぐらいだったと思います。

ただ、居場所がわからない時に何回か電話がかかってきたので、英語が喋れないと少し戸惑ってしまうと思います。

ポイントは、わかりやすいところに迎えにきてもらうということと、近くに目印になるようなものがあるか見つけて伝えれるようにしておくこと。

値段は人によって多少ばらつきがありますが、タクシーと比較するとそれほど高くは感じませんでした。

一番長い距離で、デイトンからシンシナティという街まで移動したのですが、時間で言えば1時間20分ほど走って70ドルぐらいでした。

一人だと高いですが、複数人だと一人あたりの値段は安くなりますし、タクシーで同じ距離乗るともっとかかるのではないでしょうか。

ちなみに長距離だとバスがあればバスの方が断然安いです。デイトンからシンシナティは15ドルくらい?だったと思うのですが、満席だったため、最終手段でUberを利用しました。

日本で普及していないUber

今回のアメリカ旅行では本当にUberに助けられました。

バス停を探して歩いたり、バスの時間まで待ったりすることを思えば、現在地まで迎えにきてくれて目的地まで送り届けてくれるUberはかなりのお得感があって、いいサービスだなーと感じました。

Uberがなければヒッチハイクをしていたかもと思うほど、アメリカは車社会だなと思いました。

現在Uberは世界70カ国・地域の450都市以上で展開しているといいますが、日本ではあまり普及していません。

タクシーなどの配車はできますが、法律の関係上、一般の人が利益目的で人を乗せて送るということができないのです。

ただ、日本でも交通の便がよくない場所だってあるだろうし、たしかにUberのようなサービスが普及することによってタクシー業界は厳しくなるかもしれないですが、Uberのようなサービスで助かる人も日本だって少なからずいると思うので、どうにかならないかなーと思っています。

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