現在オーストリアの連邦大統領の公邸があるウィーンのホーフブルク宮殿。
その宮殿に世界一豪華だといわれている国立図書館があります。
図書館って市の図書館とか学校の図書館ぐらいしか頭に浮かばないんで、図書館が豪華とか美しいとか聞いてもあんまり想像できなかったんですけど、世界には修道院図書館とか大学図書館とか議会図書館とか国立図書館とか、図書館とは思えないほどむちゃくちゃ美しい図書館がいっぱいあるんです。
オーストリア国立図書館もそのひとつです。
行ってみたら、まるで映画に出てくるような図書館だったので、これが図書館かってびっくりしました。
オーストリア国立図書館(プランクザール)は宮殿みたいだった
オーストリア国立図書館(プルンクザール)はホーフブルク宮殿の一角にあるバロック建築の宮廷図書館で、女帝マリア・テレジアの父カール6世の命によって18世紀に建てられました。
プルンクザールというのは豪華な広間という意味。
ホーフブルク宮殿には美術館とかもあるのですが、そこを見たあと、団体の観光客についていって図書館に。
図書館だと思って入ってこれだったらびっくりしますよね。案の定びっくりしました。
本もびっしり。
本の厚さといい、背表紙の感じといい、中身知らないけど絶対難しい本です。
2階建てになっていて、2階にも本がびっしり並べられていました。
蔵書20万冊だとか。
ちなみに本の貸し出しは行っていないそうなので、見るだけになります。
ホーフブルク宮殿を建てさせたカール6世の像もありました。
図書館の長さは80mと縦長の構造になっていて、天井の高さは20mあります。
天井といえば、宮廷画家ダニエル・グランによって丸天井に描かれたフレスコ画もすごい。
宮廷図書館だっただけあって、天井にフレスコ画が描かれていたり、装飾の仕方が宮殿っぽい。
宮殿に寄せてこんなに豪華になったのかなと思います。
こんなに美しい図書館に初めて行きましたが、世界にはこういう図書館がいっぱいあると思うと見てみたいし、観光で図書館巡りというのもありですね。
美術館とか博物館に興味がない人でも、こういうところは見るのにそんなに時間かからないので疲れないですし、見るだけでもおもしろいのでおすすめです。
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