オーストリアの首都ウィーンは音楽の都。
世界三大歌劇場の一つでもあるウィーン国立歌劇場(国立オペラ座)では毎日のようにオペラやバレエ公演が行われています。
ウィーンに行ったらせっかくだからオペラとか見たいけど、どうせ高いんだろうなと思っていました。
でもウィーン国立歌劇場ではたった3ユーロでオペラを鑑賞する方法があります。
立ち見席の当日券は3〜4ユーロで買うことができる
ウィーン国立歌劇場のチケットの値段はピンキリ。
値段が高い席はすごい高いですが、立ち見席の当日券はなんと3〜4ユーロ(500円ぐらい)です。
僕はそれで見ようと思って早めに行って当日券を買うために並びましたが、そこまで人も多くなくて意外とすんなり買えました。
人気の公演だとすごい並ぶそうなのであらかじめ調べておいた方がいいかも。
チケットの種類
立ち見席のチケットは3種類あります。
- Parterre(1階)・・・4ユーロ
- Balkon(2階)・・・3ユーロ
- Galerie(3階)・・・3ユーロ
4ユーロの立ち見席は舞台の正面というかなりいいポジション。
2階と3階の立ち見席は3ユーロと一番安い値段ですが少し見にくい場所だそうで、1ユーロしか変わらないなら少しでもいい場所にしようと思って、4ユーロの立ち見席にしました。
オペラ座の中とドレスコードについて
ウィーン国立歌劇場は建築物としても評価が高く、外観だけでなく内装もとても豪華です。
ドレスコードはそんなに厳しくありませんでした。
もちろん世界を代表する歌劇場のひとつですから、ジャケット姿にきちんとネクタイを締めてるような格好の人もいましたが、僕はTシャツにジーンズ姿で問題なく入れました。
色んな格好の人がいるので、普通の格好であれば周りの雰囲気と比べても浮いているような感じにはなりません。
値段も高くて良い席で見るならきちんとドレスコードした方がいいのかもしれませんが、立ち見席ならドレスコードはそれほど気にしなくてもいいかなと思います。
ちなみに立ち見席の場合は自由席なので、開場とともに頑張って席を確保します。
こういう所ではマフラーやストールを巻きつけて場所取りをするのが一般的らしいので、そういう物を持っていると席を確保するときに役立ちそうです。
4ユーロの立ち見席が最高の場所だった
4ユーロの立ち見席からの眺めはこのような感じ。
最高すぎる。
舞台正面の席の中では一番離れてるといっても、わりと近く感じます。
当然前の方の座席は高いですが、ウィーンで本場のオペラを見るのに4ユーロでこの場所だったら贅沢すぎる。
右の上段を見上げるとこのような感じで、
左の上段を見上げるとこのような感じ。
オペラ座の雰囲気になんだか緊張しました。
途中で少し休憩はありますが、公演は約3時間。
手元に英語の字幕があったので、それを見ながら鑑賞しました。
話の内容は部分的にしかわからなくても、すごい楽しかったです。
3時間立ちっぱなしはなかなか疲れますが4ユーロの席なので文句は言えません。
僕は4ユーロの立ち見席でオペラ鑑賞しましたが、舞台の正面じゃなくてもいい人は3ユーロの立ち見席でも十分かも。
モーツァルトやベートーヴェン、シューベルトなど多くの音楽家に愛された音楽の都ウィーンで本場オペラを安く楽しむ方法でした。
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