小さな町サモボルで食べるクロアチアの伝統的スイーツ

サモボルとは

クロアチアの首都ザグレブから西に20キロほど離れたところにサモボルという小さな町があります。

あまり聞かない名前の町ですが、ザグレブからバスで1時間もかからないので、多くの旅行客がザグレブ滞在中に日帰りで訪れます。

バスターミナル付近は何もありませんが、バスターミナルから街の中心部であるトミスラフ広場までは歩いて約１０分ほど。

静かで落ち着きのある街で、まるで時間がゆっくり流れているかのよう。

中心部には街のシンボルでもある聖アナスタジア教会があります。

聖アナスタジア教会に向かって歩いて行くと、トミスラフ広場まで辿り着けます。

トミスラフにはいくつかのカフェが立ち並んでいます。

サモボルに多くの観光客が訪れる一番の理由。それはサモボルの名物クレムシュニテです。

クレムシュニテはクロアチアの伝統的スイーツで、ザグレブのケーキ屋さんでも食べれますが、クレムシュニテの本場ともいえるサモボルには雑誌でも取り上げられるほど有名なお店があります。

それがこちらのU PROLAZUというお店。

トミスラフ広場にあり、連日多くのお客さんがクレムシュニテ食べたさに足を運びます。

僕もその一人です。クレムシュニテを食べるためにサモボルを訪れました。

店内にはテーブル席があり、外にはテラス席もあります。

天気がよくテラス席でいただくことにして、待つこと10分。

クレムシュニテが運ばれてきました。

カスタードクリームをさくさくのパイ生地で挟んであるのですが、カスタードクリームがムース状になっていてふわふわです。

値段が1ユーロほどの安さなのに思ったより大きくて驚きました。でも甘すぎないので軽く1個食べれます。

味も美味しかったです。このために多くの観光客がやって来るのも納得できます。

ザグレブは首都ですがそんなに大きな街ではないので、1日あれば観光できますし、他に日帰りで行くとしたらこのサモボルか有名なプリトヴィッツェ湖群国立公園くらいかと思います。

プリトヴィッツェ湖群国立公園はぜひとも行ってほしい場所。

サモボルは時間があればついでに行く感じでもいいかもしれませんが、クロアチアの伝統的スイーツを食べてみたい方は本場サモボルで食べてほしいですね。