日本は世界有数の温泉大国ですが、海外でも温泉がある場所がいくつかあります。
特にヨーロッパでは古代ローマのときから風呂に浸かるという習慣があり、日本と同じくらい古い歴史があります。
なかでも有名なのが東欧のハンガリー。
ハンガリーの首都ブダペストには歴史ある温泉施設がいくつも点在しています。
ハンガリーの温泉は日本とは少し違う
ハンガリーに限らず、海外にある温泉のほとんどは水着の着用が義務づけられています。(全ての温泉がそうではありません。)
さらに昔から鉱泉を飲む習慣もあるらしく、腰痛や関節痛、筋肉痛などにも効く成分があり、リラックスするためというよりも、病気や怪我の治療やリハビリ目的の施設として温泉施設が使われていました。
セーチェー二温泉観光客と市民に一番人気
ブダペストには有名な温泉がいくつかありますが、ガイドブックでは下記の5つが紹介されていました。
・セーチェ二温泉
・ゲッレールト温泉
・ルカーチ温泉
・キラーイ温泉
・ルダシュ温泉
このなかで、ヨーロッパで最大級の温泉施設であり、観光客だけでなくブダペストの市民にも人気があるセーチェ二温泉に行ってきました。
ブダペストの街中にはドナウ川が流れていて、ドナウ川を挟んで西側がブダ地区、東側がペスト地区というのですが、セーチェ二温泉はペスト地区にあり、市民公園の敷地内にあります。
外観は温泉という感じがしませんね。
内観も豪華な宮殿っていう感じです。
ハンガリーの温泉は日本の温泉みたいに温度がそんなに高くなく、30℃前後が多く、老若男女が水着を着用して入っているので、温泉というよりかは温水プールというイメージが近いかもしれません。
これは完全にプールです。
もはや温泉に来ているのかプールに来ているのかわかりません。
セーチェ二温泉には屋内に18の浴槽があり、屋外に大きい3つの浴槽があります。
温度は様々でだいたい26℃から38℃まであり、サウナもあってなかなかの設備です。
2階にはマッサージやジムもありました。
セーチェ二温泉名物「風呂チェス」を楽しむ人たち
セーチェ二温泉が有名なのは規模の大きさや設備の良さだけではありません。
それがこちら。
風呂チェスです。
セーチェ二温泉では風呂の縁に白と黒のシートを敷いてお湯に浸かりながら、チェスを指して楽しんでいるんです。
噂には聞いていたものの、実際見てみると本当にお風呂でチェスやってるんだなーと、おもしろい光景でした。
ただ、このチェス盤?あまり多くありませんでした。
取り合いになったりしないのか不思議です。
日本とは違った雰囲気の温泉ですが、3時間ほどいたぐらいすごい居心地がよく、とてもリラックスできました。
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