中谷堂の日本一早い餅つきで出来上がるよもぎ餅は日本一美味しい

奈良をぶらぶらしていると何やら人だかりがあるお店が。

みんなが写真を撮っていたのは何かというと、様々なメディアでも取り上げられている、日本一早い餅つきでおなじみの中谷堂の高速餅つき。

TVチャンピオンの全国もちつき王選手権で優勝したことがある、正真正銘日本一早い餅つきです。

つき手と返し手の職人たちによる息の合ったコンビネーションが素晴らしい。

餅つきの時間は不定期

奈良に訪れた多くの観光客が通る三条通りに中谷堂はあるのですが、みんな気になるのはいつ行けば餅つきを見られるのかということだと思います。

しかし中谷堂の高速餅つきは不定期なので、時間が決まっていないんです。

ただ日中は数回やっているので、前を通りがかるとけっこうよく見かけます。

基本的には観光客が増えてくる時間帯である午後とかにやっていることが多いかと。

また、よもぎ餅はつきたてが一番美味しく、賞味期限が当日中ということで、宅配などもしていません。

中谷堂のよもぎ餅が美味しい理由

中谷堂は素材、餅のつき方、つきたてを提供するなど、どれもこだわりを持っていて、食べた人が笑顔になれるような味を目指してよもぎ餅をつくっています。

そのよもぎ餅が日本一美味しいといわれる理由。それはやはり餅つきのスピード。

一見、パフォーマンスとしてやっているのではないかと思われがちの中谷堂の高速餅つき。

もちろんそれもあるとは思いますが、パフォーマンス的な要素だけでなく、餅をつく速さというのは味にも影響してきます。

餅は昔から寒さが厳しい時期につくものとされています。

よく正月とかに餅つき大会があったりしますよね。

ゆっくりついて冷めてしまったら餅は美味しく出来上がりません。

熱い状態で冷めないうちに一気について仕上げることで、やわらかさや粘りができ、コシのある餅になるんです。

また、単に早くついているだけでもなく、返し手が絶妙な水分調節をして、つき手がその餅全体をつく。

そういった高度な技術もあの一瞬に凝縮されています。

中谷堂の息のあった職人による目にも止まらぬ速さでつく、日本一の高速餅つき。奈良を訪れる機会があれば、ぜひ見てみてください。

そしてその餅つきで出来上がった、つきたての美味しいよもぎ餅もご賞味ください。