約1200年前に光仁天皇の勅願によって創建されたと言われている京都府宇治市にある三室戸寺。
西国三十三ヶ所巡礼の十番札所でも知られ、多くの参拝者が訪れます。
季節によって色々な花が咲くので花寺と呼ばれたり、初夏の時期にはあじさい園も開かれ、紫陽花(あじさい)の名所としても知られています。
50種・1万株のあじさいが咲く
6月〜7月上旬には約5,000坪の広大な庭園に50種・1万株の西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花など様々なあじさいを見ることができます。
中にはハート型のあじさいもあり、SNSなどで話題になっているのですが、見つけると恋が叶うとか。
僕もハートっぽいものは見つけました。正面から見るとちょっと歪な形だったんですけど、斜めに撮るとハートに見えなくもないです。
ハートあじさいのお守りや絵馬なども販売してありました。
ちなみに土曜・日曜は期間限定でライトアップも開催しています。
三室戸寺はあじさい以外にも蓮(ハス)やつつじ、シャクナゲなど季節によって他の花も咲きます。
ちなみに花だけでなく、庭園自体もすごく綺麗です。
宇賀神の像・狛牛・狛兎
本堂があるところまで階段を登ると、このような像がありました。
宇賀神の像といって、「耳をさわると福がくる。ヒゲを撫でると健康長寿、しっぽをさすれば金運がつく」そうで、しっかりと触っておきました。
また、本堂の前には左右に狛犬ならぬ狛牛・狛兎の像があります。
狛牛は勝運の牛で「牛の口のなかにある玉をさわると、勝運がつくと伝えられています」のこと。
狛兎は大玉の中に卵型の石があって、それを立てれば願いが通じるとのことです。
三室戸寺の基本情報
最後に三室戸寺の基本情報です。(2019年6月現在)
拝観時間 |
8時30分~16時30分(4月1日~10月31日) 8時30分~16時00分(11月1日~3月31日) ※拝観・納経最終受付は閉門30分前 ※12月29・30・31日は休み ※気象警報が発令されている場合は、拝観を中止いたします。 |
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拝観料 |
平常 大人500円 小人300円 あじさい園開園期間中 大人800円 小人400円 あじさいライトアップ 大人800円 小人400円 |
宝物館拝観 | 毎月17日 9時より20分限り(開扉中の中途入館不可) 拝観料 500円 |
駐車場 |
収容台数 300台(有料) 乗用車 500円 バス 2,000円 |
アクセス |
電車 京阪 三室戸駅下車、徒歩15分 JR宇治駅よりバスもしくはタクシー 自動車 |
必ず行く前に公式サイトで確認してください。あじさい園は期間限定です。
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