名古屋に行ったら絶対食べておきたい名古屋めしのひとつが「ひつまぶし」です。
ひつまぶしを食べられるお店はたくさんあり、値段も様々ですが、せっかくなら一番有名どころのひつまぶしを食べてみようと、ひつまぶし発祥のお店といわれている「あつた蓬莱軒」の本店でひつまぶしを食べてきました。
あつた蓬莱軒のひつまぶし
あつた蓬莱軒は明治6年に創業した老舗。以来140年にわたって継ぎ足してきた伝統のタレを使用するなど、こだわりと歴史のあるお店です。
4店舗(本店・神宮店・松坂屋店・松坂屋地下店)あり、今回は本店に行ってきました。
場所は熱田神宮の近くにあり、神宮店も本店のすぐ近くにありますが、本店に向かう途中で神宮店の前を通ると定休日でした。
本店は11:30分開店で、12時ぐらいに着きましたが、すでに多くの人が並んでいて、1時間半待ちでした。
あつた蓬莱軒は有名でメディアでも何度も取り上げられているので、連日多くのお客さんが並びます。外国人観光客も多く、僕が行ったときもアジア系の団体客が何組かいました。
名前を書いてもらい、13時半に戻ってきてくださいと言われたので、それまでは熱田神宮に行ったりして時間をつぶすことに。
言われた時間にお店に戻ると、僕と同じように13時半からの人や新規のお客さんがいて、相変わらず店前は人が多かったですが、時間どおりに呼ばれました。
お店の中でも5分〜10分ぐらい待ってから席に案内され、目当てのひつまぶしを注文。
注文から15分〜20分ぐらいで念願のひつまぶしが運ばれてきました。
ひつまぶしの由来
昔、熱田は各地方から交通や文化が集まる場所で、当時は蒲焼き(鰻)とかしわ(鶏)が名物だったので、あつた蓬莱軒でも蒲焼きとかしわを出していました。
出前の際、食べ終わった空の丼を割ってしまうことが多々あったため、割れないように木の器「おひつ」を考案。
大きなおひつに数名分の鰻丼を入れて出前をしていたといいます。
しかし、鰻ばかりが先に取られてしまい、ご飯が残ってしまうという問題が。そこで鰻を細かく切ってご飯に混ぜたところとても好評だったとのこと。
大きなおひつで鰻とご飯を混ぜる(まぶす)ことが、ひつまぶしの由来です。
ひつまぶしを食べるときは、一膳目はそのまま、二膳目は薬味を加えて、三膳目はお茶漬けにして、四膳目は好きな食べ方で食べるという一応基本的な食べ方がありますが、自分の好きな食べ方で全然いいと思います。
僕は薬味で食べるのが一番好きで、最後にお茶漬けにして食べます。
何店舗も食べ比べたわけではありませんが、とても美味しかったです。
あつた蓬莱軒には、カップルや友だち、家族、外国人観光客など色々な層のお客さんがいましたが、僕のように一人で訪れていた人も何人かいたので、一人でも気軽に行ってほしいなと思います。
値段は4,000円ぐらいしたので、少し高めの昼食でしたが、美味しいひつまぶしを食べたあとの満足感にはかないません。
店名:あつた蓬莱軒本店
住所:愛知県名古屋市熱田区神戸町503
電話番号:052-671-8686
営業時間:11:30~14:00(L.O)、16:30~20:30(L.O)
定休日:毎週水曜日・第2、第4木曜日(祝日は営業)
駐車場:40台
アクセス:地下鉄名城線伝馬町下車 徒歩7分
近くの観光スポット
あつた蓬莱軒本店の近くには名古屋の観光スポットである熱田神宮があります。
1時間半の待ち時間だったので、受付だけ済ませて熱田神宮を見て回るとちょうどいいぐらいの時間でした。
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