海外旅行でクレジットカードは必要？持っておいた方がいい理由とは

海外旅行でクレジットカードを持っておいた方がいいのかということなんですけど、絶対持っておいた方がいいです。

もし長期の旅行や留学を考えているのであれば、できれば2枚クレジットカードを持っておいた方が安心ではあるんですが、数日間の旅行でも最低限1枚はクレジットカードを持っておいた方がいいと思います。

その理由としては以下の通り。

海外はカード支払いが主流
信用力の証明となる
現金よりも持ち運びが安全
海外旅行保険がついている
様々なサービスが受けられる
マイルやポイントが貯まる
通貨の両替より安い
キャッシングができる

一言でいうと、クレジットカードを持っておいた方が海外では安心だし、マイルが貯まったり、両替の手数料を考えるとお得だということ。

それぞれの理由について説明していきたいと思います。

海外はカード支払いが主流

日本だとクレジットカードを持っていないっていう人もけっこういて、高い金額の買い物でも現金で払っている人も多いと思います。

でも海外はクレジットカードで支払いをしている人がけっこう多いんですよね。

現金とクレジットカードのどちらでも払えるのであれば、クレジットカードを持っていなくても現金で払えばいいのですが、クレジットカードしか使えない場合もあったりします。

たとえば、僕がフランス留学していたとき。SNCFというフランス国鉄のチケットを買おうとしたときに、券売機と窓口があったんですけど、券売機でチケットを買おうと思ったらクレジットカードしか使えませんでした。

もちろん窓口では普通に現金で買えますが、窓口には大勢の人たちが並んでいることも多く、かなり待たないといけないこともあるかもしれません。

僕はクレジットカードを持っていたので、困りませんでしたが、券売機ではクレジットカードしか払えないことにびっくりしました。

信用力の証明となる

海外ではクレジットカードを持っていることが信用力の証明になり、身分証の代わりとなります。

たとえば、ホテルにチェックインする際にクレジットカードの提示を求められることがあります。

これは、宿泊料金には含まれないサービスとかの代金の保証として、「デポジット（預かり金）」を請求されるからです。

僕が一人旅をしていたときは、次に行くところの安いホテルとかを探して、ネットで予約するときにクレジットカードで支払っていたので、そこにデポジット料金が含まれていましたが。

もしクレジットカードを持っていなかったら、支払保険金として現金でデポジット分を払ったり、個人情報の記載を求められます。

デポジットは預かり金なので、チェックアウトの際に返金されるのですが、デポジットは現金で一泊分ぐらい払っておかないといけなかったりするので、現金での支払いはなるべくしたくないですよね。個人情報の記載も面倒ですし。

また、海外でレンタカーを借りる際も同じくクレジットカードの提示を求められるそうです。

ホテルに宿泊したり、レンタカーを利用するときなど、海外ではクレジットカードがあることで、信用力の証明や身分証となります。

現金よりも持ち運びが安全

クレジットカードは多額の現金を持ち歩くよりも安全です。

まず数万円も持って観光するのって怖くないですか？

現金は盗まれてしまったらもうお終いですけど、クレジットカードの場合だと、すぐにサポートデスクに連絡をして利用を停止、再発行してもらえればいいだけです。

逆にクレジットカードが使えないという場合もあるかもしれないので、現金を持たずにクレジットカードだけ持っていればOKというわけではありませんが、必要な分だけの現金とクレジットカードを持っていれば安心かなと思います。

海外旅行保険がついている

海外旅行に行くなら旅行保険に入っておいた方がいいです。

なぜなら海外の医療費は高いから。

たぶん旅行保険に入らずに、現地で怪我をしたり病気になったときに、現地の医療機関で治療を受けたとすると、かなりの金額を請求されることになります。

他にも盗難被害に遭うことだってあります。

もちろん何もないのが一番ですけど、万が一に備えて旅行保険には入っておくことをおすすめします。

保険会社の海外旅行保険に入るという方法もありますが、クレジットカードによっては海外旅行保険がついていて、年会費無料のクレジットカードでもそれなりに補償内容が充実しているものもあります。

利用付帯ではなく自動付帯のクレジットカードを持っていれば、持っているだけで海外旅行保険が付くので、ややこしい手続きとかをせずに済みますね。

様々なサービスが受けられる

クレジットカードを持っていると様々なサポートがついていたり、サービスが受けられるというメリットもあります。

たとえば、海外で何かトラブルが起きた時に日本語で対応してくれるトラベルサポート、空港ラウンジの使用、手荷物の宅配サービス、wi-fiルーターのレンタル割引など、いろいろあります。

やっぱり言葉の通じない海外では何かあったときは不安だと思います。そういう場合に備えてクレジットカードを持っているだけで、24時間連絡が繋がる安心のサポートを受けられるのは安心ですし、様々なサービスは旅行をより豊かなものにしてくれます。

マイルやポイントが貯まる

マイルが貯まりやすいクレジットカードを使って支払えば、その分マイルも貯められます。

マイルが貯まれば、そのマイルで旅行に行くこともできるかもしれないと思うとお得ですよね。

別にマイルじゃなくて、楽天ポイントとか他のポイントを貯めている人もクレジットカードで支払いをした方が、効率よくポイントが貯められるのでいいと思います。

通貨の両替より安い

日本だと為替とかいちいち気にしなくてもいいですけど、海外に行ってお金を両替をするときは為替のレートとか気にしないといけません。

日本円を持っている場合は、それを現地の通貨と両替しないといけないからです。

でも通貨の両替には、両替手数料というものがかかります。

クレジットカードの支払いも事務手数料がかかったりしますが、両替手数料よりも安いんだとか。

基本的に海外では一括払いなので、金利とかも考えなくていいですし、現地で何度も両替するよりも、クレジットカードで支払った方がお得なのです。

キャッシングができる

クレジットカードにキャッシング機能がついているものもあるので、現金が足りなくなったときはクレジットカードでキャッシングするというのも一つの方法です。

あまり僕はクレジットカードのキャッシングを海外で使ったことがないですが、使いようによったら、先ほどの両替手数料よりも安くなるそうなのでお得かも。

もしものときに備えて、キャッシング機能もあるにこしたことはないと思います。

海外旅行にクレジットカードが必要な理由まとめ

最初にも紹介しましたが、もう一度おさらいしておくと、海外旅行にクレジットカードを持っていくべき理由は次の通り。

海外はカード支払いが主流
信用力の証明となる
現金よりも持ち運びが安全
海外旅行保険がついている
様々なサービスが受けられる
マイルやポイントが貯まる
通貨の両替より安い
キャッシングができる

海外ではカード支払いが主流になっていて、もし現金で支払えないサービスなどがあった場合でもクレジットカードがあれば安心ですし、信用力の証明や身元確認の代わりにもなります。

旅行期間中の怪我や病気に備えて、海外旅行保険には絶対入っておくべきで、海外旅行保険付帯のクレジットカードでも補償はそれなりに充実しています。

現地で何かあっても、トラベルサポートがついていれば、日本語で24時間対応してくれます。

さらに、クレジットカードは安心面だけでなく、マイルやポイントが効率よく貯められたり、プライオリティパス付帯なら空港ラウンジも使用できたりと、様々なサービスが受けられてお得な使い方も。

賢い人は、両替の手数料よりも安く済ませたり、キャッシングをうまく使ってやりくりしている人もいると思います。

海外旅行が安心でお得になるのに、クレジットカードは必須です。