航空業界には、複数の航空会社による連合組織である、「アライアンス」というものがあります。
アライアンスがあることによって、同じ組織に加盟している航空会社で共同運行便(コードシェア便)ができるようになったり、チェックインカウンターや空港ラウンジなどの相互利用もできるようになりました。
また、アライアンスができる前は各航空会社ごとにマイレージプログラムに参加する必要があったんですけど、アライアンスができたことによって、同じアライアンスの航空会社同士ならマイレージサービスの相互利用ができるようになったんです。
マイルを効率よく貯めたいと考えている人は、マイレージプログラムを選ぶ前に、どのアライアンスにどの航空会社が属しているのかを把握しておいた方がいいと思います。
アライアンスは全部で3つ。
- スターアライアンス
- スカイチーム
- ワンワールド
これらは3大アライアンスとも呼ばれています。
スターアライアンス
加盟航空会社数 | 28社 |
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年間旅客数 | 6億4110万人 |
就航国数 | 192ヵ国 |
就航空港数 | 1330空港 |
保有機材数 | 4657機 |
※2017年10月現在
加盟航空会社
- 全日空
- ユナイテッド航空
- アドリア航空
- エーゲ航空
- エア・カナダ
- 中国国際航空
- エア・インディア
- ニュージーランド航空
- アシアナ航空
- オーストリア航空
- アビアンカ航空
- アビアンカ・ブラジル航空
- ブリュッセル航空
- コパ航空
- クロアチア航空
- エジプト航空
- エチオピア航空
- エバー航空
- LOTポーランド航空
- ルフトハンザドイツ航空
- スカンジナビア航空
- 深セン航空
- シンガポール航空
- 南アフリカ航空
- スイス インターナショナル エア・ラインズ
- TAPポルトガル航空
- タイ国際航空
- ターキッシュ エアラインズ
スカイチーム
加盟航空会社数 | 20社 |
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年間旅客数 | 6億6540万人 |
就航国数 | 179ヵ国 |
就航航空数 | 1057空港 |
保有機材数 | 3054機 |
※2017年10月現在
加盟航空会社
- デルタ航空
- 大韓航空
- 中国東方航空
- 中国南方航空
- 廈門(あもい)航空
- チャイナエアライン
- ベトナム航空
- アエロメヒコ航空
- アルゼンチン航空
- エールフランス航空
- アリタリアーイタリア航空
- エア・ヨーロッパ
- アエロフロート・ロシア航空
- タロム航空
- KLMオランダ航空
- チェコ航空
- サウディア
- ミドル・イースト航空
- ケニア航空
- ガルーダ・インドネシア航空
ワンワールド
加盟航空会社数 | 15社 |
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年間旅客数 | 5億1260万人 |
就航国数 | 150ヵ国以上 |
就航航空数 | 1011空港 |
保有機材数 | 3414機 |
※2017年10月現在
加盟航空会社
- 日本航空
- キャセイパシフィック航空
- マレーシア航空
- スリランカ航空
- アメリカン航空
- ラン航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
- イベリア航空
- S7航空
- フィンエアー
- エアベルリン
- カンタス航空
- カタール航空
- ロイヤル・ヨルダン航空
- TAMブラジル航空
マイレージプログラムの選び方
3大アライアンスにそれぞれ様々な航空会社が属しています。
多くの人が参加しているマイレージプログラムは日系企業のANA・JAL、もしくは米系企業のデルタ航空・ユナイテッド航空のマイレージプログラムだと思います。
ANAとユナイテッド航空はスターアライアンス、デルタ航空はスカイチーム、JALはワンワールドに属しています。
どのマイレージプログラムを選ぶかは、自分がよく利用する航空会社がどのアライアンスに属しているかで考えればいいと思います。
あるいはどのアライアンスでマイルを貯めるかを決めて、アライアンス内のどの航空会社で貯めるかを決めてもいいと思います。
ただし、ANAとユナイテッド航空は同じスターアライアンスですが、両方のマイルを別々に貯めても、そのマイルは合算できないので注意してください。
もしANAでマイルを貯めるとしたら、ユナイテッド航空に乗る際にも、予約時や空港のチェックインカウンターにて、ANAのマイルを貯めることを伝えないといけません。
アライアンスのことを知っておくことで、より効率的にマイルを貯められると思いますよ。
また、マイルを貯めるには、クレジットカードを持っておくのもおすすめです。
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