スペインの首都マドリードの中心とも言えるのがプエルタ・デル・ソルという広場。
プエルタ・デル・ソルとはスペイン語で「太陽の門」という意味ですが、それはマドリードが城壁で取り囲まれていた15世紀に、太陽が昇る東向きに入り口の門が設置されたことに由来しています。
1808年にスペイン進出をしていたナポレオン軍に対して、マドリード市民が立ち向かった場所でもあり、現在も反戦集会や抗議デモで多くのマドリード市民が集まります。
多くの人が集まる場所という意味での中心としてだけでなく、スペイン各方面に延びる国道の起点(0km地点)となっているのがプエルタ・デル・ソル。まさにマドリードの中心です。
5月2日はマドリード州の祝日
僕は2014年5月1日にフランスを出発して欧州一人旅をスタートさせたのですが、最初に向かったのがマドリードでして、到着した5月2日はマドリード州の祝日でした。
そのためプエルタ・デル・ソルに行くと賑わっていました。
広場の南側にあるのがマドリード自治政府庁。昔は郵便局だったそうです。
後日知ったのですが、マドリード自治政府庁前の地面には0km地点である印のプレートが埋め込まれているみたいです。
祝日のこの日はマドリード自治政府庁前に柵が設置され、政府庁のところにはレッドカーペットも。
テレビなど報道陣も大勢いました。
この方たちもばっちりカメラ目線で快く撮らせてくれました。
たまたまこの日がマドリード州の祝日でしたが、プエルタ・デル・ソルはやはりマドリードの中心的な場所なんだなと感じました。
クマとイチゴノキの像・カルロス3世の騎馬像
マドリード自治政府庁の反対、広場の北側にはこのような像がありました。
これはクマとイチゴノキの像で、マドリード市の紋章です。
プエルタ・デル・ソルにあるもう一つの像がカルロス3世の騎馬像。
カルロス3世はナポリ王・スペイン王として多くの公共事業で功績を残した人物で、カルロス3世の時代にマドリードでは多くの歴史的建造物が建てられました。
日が暮れる頃にカルロス3世の騎馬像前で綺麗な写真も撮れました。
プエルタ・デル・ソルは夜も賑わっている
完全に日が暮れてもプエルタ・デル・ソルには多くの人が集まっていました。
夜は若者が多かったです。
少年たちがスケートで盛り上げていました。
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