タワーブリッジはイギリスのロンドンを流れているテムズ川に架かる橋です。
テムズ川にはいくつか橋が架かっていて、タワーブリッジもそのひとつ。世界遺産ではないですが、世界でもかなり有名な橋です。
見た目からしてかなり立派な橋ですね。
橋の両側のタワーと、近くにあるロンドン塔(タワー・オブ・ロンドン)が名前の由来かなと思っております。
タワーブリッジの歴史について
テムズ川に最初に架けられた橋はロンドン橋。「ロンドン橋落ちた」というイギリス民謡でよく知られている橋なのですが、タワーブリッジがロンドン橋だとよく間違えられるそう。
そのロンドン橋より上流にはいくつかテムズ川に架かる橋はつくられたのですが、ロンドン橋より下流には橋がなかった。
ロンドンの東側、イーストエンド・オブ・ロンドンとよばれるエリアの発展にともない、ロンドン橋より下流(東側)に橋を架けることになるのですが、問題がひとつ。
プール・オブ・ロンドンというテムズ川に接する岸辺があって、当時は船による水上交通がとても重要だったので、船が通るのを妨げないように橋を架ける必要があったのです。
公募で集まったデザイン案の中から、ホーレス・ジョーンズという人の設計が採用されてつくられたのがタワーブリッジ。
1894年に完成したタワーブリッジの橋の長さは244m、両端のタワーの高さは65mあります。
船が通るときに橋が上がるという仕組みは、蒸気機関で水圧を利用することによって可能にしていました。現在は蒸気機関ではなく電気が使われています。
車道の横にちゃんと歩道があって、そこを歩けるんですが、船が通るときは橋が上がるのでもちろん歩けません。
橋が上がるのは、今となっては週に2、3回ですが、当時は1日に50回以上も橋が上がっていたそうです。
橋が上がっているときでもみんなが橋を渡れるようにと、当時設置されたのが橋のさらに上にある歩道橋。
でも「わざわざタワーのぼって歩道橋を渡るなんてめんどくさいから船が通過するのを下で待っとく」という人がほとんど。
そりゃあそうですよね。かなりの高さがあるし、登るのは階段だし。
結局、利用者が少ないから1910年に橋の上の歩道橋は閉鎖。
その後、エレベータがついたので、タワーの上に登るのは楽になりました。
タワーの中は歴史博物館になっていて、ガラス張りになっている歩道橋も歩けるそうです。
タワーブリッジは、第二次世界大戦でドイツ軍による空爆の目標物にされて、被害も受けたのだとか。
タワーブリッジは夜のライトアップが綺麗
夜にタワーブリッジに行くとライトアップが綺麗でした。
存在感があって、かなり目立つ。
昼も渡ったけど夜も渡ってみる。夜はカップルが多かったです。右下の男性二人がこの後熱いキスをしていました。
斜めにギュイーンと撮ったら迫力ある写真が撮れると思って撮った写真。微妙。
船が通ってタワーブリッジの橋が上がるのは見れなかったのですが、この夜景を見れたのはよかったです。
Leave a Comment