イギリス

バッキンガム宮殿の衛兵交代式はロンドン観光で見たいイベントの一つ

バッキンガム宮殿はイギリスの首都ロンドンにある有名な宮殿。

昼頃に行ってみると、なにやら大勢の人が集まっていて、何かイベントでもあるのかなと思ったらちょうど衛兵交代式が行われるところでした。

バッキンガム宮殿について

バッキンガム宮殿はイギリス王室の住居であり、公務を執り行っている場所。

最寄り駅のヴィクトリア駅からは歩いて10分ほどの所にあります。

エリザベス女王は平日にバッキンガム宮殿で執務にあたり、休日になるとロンドンから少し離れたところにあるウィンザー城というところで過ごしているそうです。

夏季は休暇をスコットランドで過ごすため、宮殿内部が一般公開されるので、宮殿内を見学したい人はその時期が狙い目。

バッキンガム宮殿には約1万坪もある広大な敷地があり、部屋の総数は775も。

どういう部屋があるのかというと、スイートルームや来客用の寝室、スタッフ用の寝室、事務室、浴室などがあります。

バッキンガム宮殿正面にあるヴィクトリア記念碑
バッキンガム宮殿の正面広場に建てられている金色に輝く像はヴィクトリア記念碑。

バッキンガム宮殿の始まりは1703年にバッキンガム公ジョン・シェフィールドという人が自分の邸宅として桑畑を購入して建てたバッキンガムハウスでした。

その後ジョージ3世(イギリス王)の私邸となりましたが、1837年にヴィクトリア女王が即位するときにセント・ジェームズ宮殿から移り住んだことで、バッキンガム宮殿はイギリス王室の公式の宮殿となり、ヴィクトリア記念碑が建てられることに。

ザ・マル
バッキンガム宮殿から見て正面広場の向こうにはザ・マルというプラタナスという並木が生い茂った大きな通りがトラファルガー広場までつながっています。

ちなみにバッキンガム宮殿の屋根には旗があるのですが、王室の旗が掲げられている時は王または女王が在宅していることを示していて、イギリス国旗が掲げられている時は王または女王の不在を示しているのだとか。

衛兵交代式はロンドン観光の目玉

バッキンガム宮殿は護衛を担当している近衛兵が次に任務を担当する人に交代する衛兵交代式というセレモニーの見学ができることで有名です。

衛兵交代式は4月から7月までは毎日1回行われ、他の月には2日に1回行われているらしく、僕が行ったときは6月だったので毎日行われている時期でした。

ちなみにトルーピング・ザ・カラーといわれる女王の公式誕生日には盛大な交代式が行われるそう。

午前11時30分(日曜日だけ10時)から行われる衛兵交代式。

たまたまバッキンガム宮殿に行ったタイミングがよく、衛兵交代式がちょうど始まる頃でした。

天候や王室の行事によって予定が変更されることがあるので、バッキンガム宮殿の衛兵交代式を必ず見たいという方は行く前に調べておいた方がいいかもしれません。

バッキンガム宮殿の衛兵交代式
一番のビュースポットはもちろんバッキンガム宮殿の正門の前ですが、かなり人が多く、場所取りが大変です。

バッキンガム宮殿の衛兵交代式
少し離れたところでも人はいっぱいで最前列はなかなか取れなかったんですけどね。

毎日行われている時期なのにこんなに人が集まるとかすごい。

バッキンガム宮殿の衛兵交代式
マーチングバンドの行進があり、約40分間の衛兵交代式が行われます。

バッキンガム宮殿の衛兵交代式
なかなかいい場所をとることができず、場所を変えながら移動して見ていました。

バッキンガム宮殿の衛兵交代式
後ろから腕を上げて頑張って写真撮影をするもののうまく撮れず。

バッキンガム宮殿の衛兵交代式
写真がぶれるぶれる。

バッキンガム宮殿の衛兵交代式
そして衛兵さん。

イギリス衛兵の特徴でもある赤いジャケットにもふもふの黒い帽子。

実は赤い制服を見られるのは夏だけみたいで、冬になるとグレーのコートを着るそうです。

ちなみに近衛歩兵隊と呼ばれるイギリスの衛兵は5つの隊に分かれていて、帽子の羽根飾りの色や位置だったり、ボタンの数や位置によって特徴があります。

ロンドン滞在中に衛兵交代式を見に行こう

イギリスの伝統的なイベントですごい人気のあるバッキンガム宮殿の衛兵交代式。

僕は特に何も考えずふらふらとバッキンガム宮殿に行ったら、たまたま衛兵交代式が行われるところだったのですが、偶然見られたので運が良かったです。

バッキンガム宮殿の衛兵交代式は毎日(時期によっては2日に1回)行われているので行きやすいですし、ロンドン滞在中に一度は見てほしいです。

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