イギリスのロンドンに「ロンドン・アイ」という大きな観覧車があります。
1999年末に2000年のミレニアム記念(1000年単位の記念日みたいなもの)の事業として建設されました。
僕は乗ってはいないのですが、ビッグベンやウェストミンスター寺院の近くにあり、大きくて目立つので、ロンドン観光の際は何度も見ていました。
開業当時は世界一高い観覧車だった
ロンドン・アイの高さは135m。
建設された当時は世界一高い観覧車としてギネスブックに登録されていたのですが、2006年に開業した中国の南昌之星(高さ160m)に抜かれてしまいました。
その後も、2008年にシンガポールでシンガポール・フライヤー(高さ165m)ができたり、2014年にはラスベガスでハイ・ローラー(高さ168m)ができるなど、さらに高い観覧車が次々に建てられました。
というわけで、昔はロンドン・アイが一番高かったものの、2017年現在では、ラスベガスのハイ・ローラー(高さ168m)が世界一高い観覧車となっています。
ロンドン・アイの設計
ロンドン・アイは2人の建築家デイヴィッド・マークスとジュリア・バーフィールドによる設計です。
乗客を乗せるためのカプセルは32個あり、それぞれに空調が完備されているのだとか。
1周するのに約30分かかります。
観覧車の設置後も移設が可能な構造にしてあり、当初は5年間だけ営業をする予定だったらしいのですが、観光地としても人気があり、運営が続けられることになりました。
ロンドン・アイのスポンサーはコカ・コーラ
ロンドン・アイの正式名称はスポンサー名がついていて、スポンサーが変わるたびに正式名称も変更しています。
昔はブリティッシュ・エアウェイズがスポンサーだったので、正式名称は「B.A.ロンドン・アイ」でしたが、2011年〜2014年はEDF Energyがスポンサーになり、正式名称も「EDF Energy ロンドン・アイ」に。
そして2015年以降、コカ・コーラがスポンサーを務め、2017年現在の正式名称は「コカ・コーラ ロンドン・アイ」です。
この影響で、今まで照明には青が使われていたのが、赤が使われるようになったのだとか。
僕が行った時は2014年だったので、ぎりぎり夜景は青色の照明が使われていました。
ロンドン・アイの観光情報
ロンドン・アイの場所は、テムズ川沿いサウスバンクというエリアのジュビリー・ガーデンズ内にあります。
天気が良いときはかなり遠くまでの景色を眺めることができるため、けっこう混雑するようです。
もちろん当日券もありますが、少し高い値段でファストパスが買えるみたいなので、待ち時間を考えるとその方が楽かもしれません。
あとは、日本から前売りのチケットを買っておくというのも一つの方法です。
また、朝一は比較的空いているそうなので、そういった時間帯を狙うのはいいかもしれません。
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