コーヒー

コーヒーの種類と味の違いまとめ!それぞれの名前と特徴を覚えよう

コーヒーには色々種類があってややこしいと思っている人も多いはず。

たしかにたくさん種類があるんですが、基本的にコーヒーはドリップコーヒーかエスプレッソコーヒーの2種類です。

そこから派生してカフェオレとかカプチーノとかが出来ているんです。

ドリップ抽出で淹れるドリップコーヒー

まずドリップコーヒーについてですが、こちらはドリッパーを使って淹れるコーヒーのこと。

ドリッパーはコーヒーを抽出するために必要な器具で、コーヒーフィルターにコーヒーの粉をセットしてお湯を注ぎます。

ドリップコーヒーの代表的なものは、複数のコーヒー豆を組み合わせているブレンドコーヒーとよばれるもの。

混ぜるコーヒー豆の組み合わせはお店によって違うので、当然味も違います。

アメリカンコーヒー

ここからはドリップコーヒーをもとに派生して出来たコーヒーを紹介します。

まずアメリカンコーヒーですが、浅煎り豆をドリップで抽出したコーヒーです。

苦みやコクは少ないですけどあっさりして飲みやすい味わいが特徴です。

カフェオレ

ドリップコーヒーにミルクを合わせたものがカフェオレ。

カフェオレはフランス語で、カフェがコーヒー、レが牛乳という意味です。(オは前置詞)

ミルクが入っているのでまろやかな感じになっていて、酸味は少ないです。ただ苦みは少しあります。

ウィンナーコーヒー

ウィンナーコーヒーとはオーストリア発祥の飲み方で、オーストリアの首都であるウィーン風という意味からこのような名前がついていますが、ウィーンにはウィンナーコーヒーという名前のコーヒーはないのだとか。

ウィンナーコーヒーは、ザラメ糖をカップに入れてコーヒーを注ぎ、上にホイップクリームをのせています。

ホイップクリームは甘いですが、その分コーヒーの苦みを際立たせています。

フレーバーコーヒー

フレーバーコーヒーは、コーヒー豆を焙煎する段階で香り(フレーバー)をつけたものです。

コーヒー本来のおいしさに加えて、豊かな香りも楽しめます。

フレーバーには、フルーツ類・ナッツ類・チョコレート類・スパイス類など色々あります。

専用マシンで淹れるエスプレッソコーヒー

ドリップコーヒーともうひとつコーヒーの基本となるのが、エスプレッソコーヒー。

ドリップコーヒーがドリップで抽出して淹れるのに対し、エスプレッソは細かく挽いたエスプレッソ豆を専用のマシンを使って高温高圧で瞬間的に抽出して淹れます。

コーヒー独特の苦みが強くて、コクもあり、濃厚な味わいなのがエスプレッソコーヒーの特徴。

8gほどのコーヒー豆から30mlのエスプレッソをつくることができ、1杯分のことを「1ショット・シングル・ソロ」といい、2杯分を「2ショット・ダブル・ドッピオ」という単位をつかって呼んだりします。

エスプレッソの本場であるイタリアでは、砂糖を入れて飲むのが多いそうで、だいたいシュガースプーンに山盛りの砂糖を1〜2杯淹れるのが一般的だとか。

ドリップコーヒー同様、エスプレッソを基本に色々な種類の派生したコーヒーがあります。

カフェマキアート

エスプレッソを1ショット入れ、少量のフォームドミルクを注いでつくられるのがカフェマキアート。

ミルクがあることによって、コーヒーの苦みが際立ちます。

カフェマキアートは、泡やコーヒーで絵柄を描くラテアートにも用いられることが多いです。

カフェラテ

カフェラテは濃厚なエスプレッソにミルクを混ぜたもの。

フォームドミルクやスチームミルクを使うことが多いです。

カフェオレと似ているのですが、カフェオレはドリップコーヒーとミルクを合わせていて、カフェラテはエスプレッソにミルクを合わせているので、カフェオレよりもすこし濃厚な味わいになります。

また、イタリア語でコーヒー牛乳という意味があります。

カプチーノ

カプチーノはカフェラテと同様、エスプレッソにスチームドミルクとフォームドミルクを合わせています。

基本的に比率は1:1:1で組み合わせています。

カフェラテとかなり似ていますが、カプチーノの方がフォームドミルクを泡立たせていることが多く、よりまろやかな味わいになっています。

また、ココアパウダーで風味をつけたりすることもあります。

カフェモカ

カフェモカはアメリカ発祥の飲み方。

基本となるのはやっぱりエスプレッソ。それに加えてチョコレートシロップとスチームミルクを入れてつくります。

代わりにココアを使うこともあり、トッピングとして上にホイップクリームをのせることもあります。

チョコレートシロップやホイップクリームは甘くても、濃厚なエスプレッソの苦みもほんのり感じられます。

コーヒーの種類まとめ

コーヒーには色々な種類がありますが、基本となるのはドリップとエスプレッソで、それをもとにそれぞれ色々なコーヒーがつくられています。

ドリップコーヒーからはアメリカンコーヒー・カフェオレ・ウィンナーコーヒー・フレーバーコーヒーが。

エスプレッソコーヒーからはカフェマキアート・カフェラテ・カプチーノ・カフェモカがつくられます。

ドリップコーヒーは抽出されたコーヒーの香りや味を楽しむような感じで、エスプレッソコーヒーは濃いエスプレッソとまろやかなミルクなどを組み合わせたものが多いという印象。

こういったコーヒーの種類を覚えておけば、お店でコーヒーを注文するときも、気分によって頼めますね。

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