コーヒー

ロクメイコーヒー(ROKUMEI COFFEE CO.)のスペシャルティコーヒーが美味しい

奈良県にショップがある、自家焙煎スペシャルティコーヒー専門店ROKUMEI COFFEE CO.(ロクメイコーヒー)。

そのお店がネット通販で「お試し飲み比べセット100g×4種セット」というのを販売しているので買ってみたんですけど、それぞれタイプが違うものの、どれも美味しかったです。

入っていたコーヒー豆は以下の4種類。

  • ロクメイ ブレンド
  • コスタリカ ラ・パストーラ ゴールデンハニー
  • インドネシア マンデリン ブルーリントン
  • エチオピア イルガチェフェ ナチュラル



ロクメイ ブレンド

ロクメイブレンドはロクメイコーヒーの定番のコーヒーで、スペシャルティコーヒーの香りや味を楽しめるようにバランスよくブレンドされています。

ブレンドされているコーヒー豆は、グアテマラのエルインフェルト、ブラジルのアルトアレグレ、ケニアのテグの3種類。

ロクメイ ブレンド
コーヒー豆の濃さにばらつきがありますが、うまくブレンドされていて、飲みやすいコーヒーでした。

癖がなくて、甘み・酸味・苦味のバランスがいい。

コスタリカ ラ・パストーラ ゴールデンハニー

コスタリカのパストーラ農園で生産されているコーヒー豆。年間生産量をわずか100袋ほどに絞ることで、細かい生産管理ができ、品質の高いコーヒー豆ができるのだとか。

以下の理由から、ゴールデンハニーと呼ばれているそうです。

果肉除去されたコーヒーチェリーを発酵工程をおかずに、ミューシレージ(粘液質)を残したまま乾燥させることで、甘みを持ったコーヒー豆が得られる。この豆を天日乾燥させながら絶えず撹拌(かくはん)することで、乾いたミューシレージがパーチメントに薄く張り付き、金色のパーチメントコーヒーができることから、ゴールデン・ハニーと呼ばれています。

ちなみに難しい言葉がいくつか出てきましたが、撹拌(かくはん)というのはかき混ぜることで、パーチメントというのはコーヒー生豆の前の段階で、豆を包んでいる薄い皮のことだそうです。

コスタリカ ラ・パストーラ ゴールデンハニー
まぁ生豆になって、焙煎されてしまったら、金色は拝めないですが。

味はちょっと甘酸っぱい感じがありました。

インドネシア マンデリン ブルーリントン

スマトラアラビカの老舗によって厳選された良質なコーヒー豆。

このコーヒー豆も品質管理にはとても気を配っています。

通常のG1の2倍ものハンドピックの過程を追加指示された最高クラスの厳選豆を使用。最高の品質を保持するため、会場輸送はリーファコンテナを使用。さらに倉庫においても夏季期間は低音保管を行って、高温多湿の悪影響による劣化を最小限に止めるように、品質保持を徹底している。

G1というのは、コーヒー豆にどれだけ欠点豆が混ざっているかでランクを分けたグレードのこと。G1は欠点豆がない、もしくは非常に少ないことを意味しています。

インドネシア マンデリン ブルーリントン
4種類のコーヒー豆の中で一番濃い色をしていました。焙煎度は中深煎りぐらい。

濃厚な味わいでコクもしっかりしています。酸味があまりなく、苦味が効いています。

エチオピア イルガチェフェ ナチュラル

エチオピア・イルガチェフェ地区で、ミルの近郊農家より手摘み収穫されてから数時間後以内に直接買い付けた新鮮なコーヒーチェリー。空気の循環が十分に可能なアフリカンベッドを使用して天日乾燥による適切な乾燥が行われます。すべての工程を適切にコントロールすることで高品質なカップへと繋がっていきます。最終選別としてハンドピキングを徹底的に行い、欠点豆を限りなくゼロに近づけてG1(グレート1)へ仕上げています。

ロクメイコーヒーのコーヒー豆はどれも品質管理が徹底されていますね。

エチオピア イルガチェフェ ナチュラル
このエチオピアのコーヒー豆は、インドネシアマンデリンとは対照的に、焙煎が浅めのミディアムローストで仕上げているので一番淡い色。

そして味は酸味が効いています。

甘い香りや酸味がすっきりしていて、とても飲みやすいフルーティーなコーヒー。

ロクメイコーヒーの4種類のコーヒー豆
4種類のコーヒーを比べてみるとこんな感じです。

それぞれ香りや味など、特徴が違うので、飲み比べながら自分の好みがわかると思います。

ロクメイコーヒーが美味しい理由

ここまでの紹介でもわかると思うんですけど、ロクメイコーヒーのコーヒー豆はかなり品質にこだわっています。

なぜかというと、ロクメイコーヒーはスペシャルティコーヒー専門の自家焙煎店だから。

スペシャルティコーヒーというのは、コーヒーの種子から収穫・選別・生産処理・保管・輸送・焙煎・抽出まで、すべての工程において品質管理を徹底している高品質なコーヒーのこと。

テイスティングによって決められるので、品質管理をちゃんと行っていてもスペシャリティコーヒーとして認められるかはわからないですし、スペシャルティコーヒーと呼ばれるのは、流通しているコーヒーの5%に満たないそうです。

ロクメイコーヒーはスペシャルティコーヒー専門の焙煎店として、豆・焙煎・鮮度など、すべてにこだわっているので、美味しいのだと思います。

苦味が強すぎるということはなく、全体的にどれも飲みやすいという印象でした。

美味しいコーヒーの淹れ方
ちなみに、美味しいコーヒーの淹れ方の紙も同封されていました。

ロクメイコーヒーのスタッフによる手紙
あと、ロクメイコーヒーのスタッフによる自筆のコメントも書かれていて、こういうちょっとした気遣いはなんか嬉しいです。

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