ライフハック

午後の仕事も集中するための外出ランチのすすめ

午前中仕事をして、昼休憩をはさみ、午後から再び仕事をするという人が多いと思います。

午前中はまだ疲れも溜まっていないので仕事がはかどるかもしれませんが、昼食を食べた後は眠たくなったり、集中力も低下したりします。

そうならないよう、午後からも集中して仕事ができるように、昼食は外に食べに行くことをおすすめします。

セロトニンが活性化される

外出ランチをすすめる理由の一つは、セロトニンの活性化です。

セロトニンは幸せホルモンともいわれていて、神経系に影響を与える脳内物質なのですが、集中力とも深く関係しています。

このセロトニンを高めるのが集中力を回復させるのに効果的で、「日光を浴びる・リズム運動・咀嚼」などによって活性化されます。

外に昼食を食べに行くということは、歩きますし、日光も浴びます。歯ごたえのあるものをよく噛むことで咀嚼の効果も得られます。

ただし、同時に言語脳を使ってしまうと、セロトニンの活性効果が弱まるので、本を読みながらご飯を食べたり、仕事の資料を見ながらご飯を食べたりするのは避けたほうがよさそうです。

場所ニューロンが活性化される

歩いたり、移動することによって、「場所ニューロン」が活性化されます。

場所ニューロンとは、海馬に存在する、場所を司る細胞で、もともと自分がどこにいるのか忘れないように記憶するためのものなのですが、これが活性化されることで海馬全体も活性化し、記憶力がよくなるなど、脳に対してとても良い効果を発揮してくれます。

海馬は記憶を一時保管する場所で、脳にインプットされた情報というのはすべて海馬に一時保存されています。

つまり、仕事や勉強では海馬はすごい使われているので、場所ニューロンが活性化されて海馬も活性化されれば、記憶力が高まるということです。

アセチルコリンが活性化される

人はいつもと違った行動をとるとき、脳では「アセチルコリン」という脳内物質が分泌されます。

アセチルコリンは、創造性とかひらめきに効果があるので、アイデアを考えたりする仕事には効果的です。

いつもと同じお店で同じものを食べるというのが決まっている人もいると思います。

それは安心とか安定をもたらしますが、脳は刺激されないので、あまりアセチルコリンは活性化されないんですよね。

たまには、いつもと違うお店で違うものを食べてみるのもいいかと思います。

外出ランチの効果

昼休憩のときに外にランチをしに行くのは、集中力をリセットするのにとても効果的です。

さっき紹介したセロトニンや場所ニューロン、アセチルコリンなどが活性化されるからです。

ここで重要なのは、場所を変えるということと、日光を浴びるということなので、お弁当を持って近くの公園で食べるのもいいかもしれません。

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