仕事をするのと同じくらい、夜に休む、リラックスすることはとても重要です。
朝起きるときの生活習慣で1日が決まるのであれば、寝る前の生活習慣で人生が決まるといっても過言ではありません。
そのため、寝る前にしてはいけないことと、した方が良い影響があるものがあります。
寝る前にしてはいけないこと
寝る前にやってはいけないことがいくつかあります。
- 食事
- 飲酒
- 激しい運動
- 熱いお風呂
- スマホ
- パソコン
- ゲーム
- テレビ
- 映画
これらは寝る前の2時間以内のうちにしない方がいいことです。
「熱いお風呂もダメなの?」と思うかもしれませんが、日中活動的になるために優位になる交感神経から、睡眠中やリラックス時に優位になる副交感神経へと切り替えるためには、ある程度クールダウンの時間が必要だからで、適度な入浴なら問題ありません。
スマホやパソコン、テレビゲームをしたり、映画を見たりするのも同じ理由で、交感神経の方が優位になってしまって、質の良い睡眠を妨げる原因になります。
ですが、一番睡眠をだめにしてしまうのは食事です。
寝る前に食事をしてしまうと、疲労回復ホルモンで知られる、成長ホルモンが分泌されないためです。
なので、夜遅く帰るという人でも、なるべく寝る2時間前までに晩御飯は済ませましょう。
寝る前にやったほうがいいこと
寝る前は比較的リラックスできることをした方が身体や脳に良い影響を与えます。
たとえば家族やペットとコミュニケーションをとるのもいいですし、音楽を聴いたり、読書をしたりするのもいいと思います。
特に人や動物とコミュニケーションをとることは、脳下垂体から愛の物質といわれているオキシトシンが分泌されるので、良い効果があります。
寝る前は記憶力が向上する?
寝る前の15分は記憶のゴールデンタイムともいわれていて、記憶するのに適している時間帯です。
これは、1日の中で最も記憶に残りやすい時間で、そのあと寝ている間に頭の中で自然と整理されるからです。
そのため、寝る前は暗記の勉強などが効果的です。
そうはいっても、寝ないで一夜漬けだと頭の中で整理されないので、必ず睡眠はとった方がいいです。
人間は寝る前に考えた人間になる
寝る前に考えたことというのは、寝ている間でも頭の中に潜在意識として残ってしまいます。
なので寝る前はネガティヴなことではなく、ポジティブなことを考える方が脳にとってもいいんです。
また、普段は仕事で遅くなるから睡眠時間が短く、休日で寝溜めしようと思う人がいるかもしれませんが、生理学的にも寝溜めはできないということが証明されています。
できれば毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きることを習慣にした方が、健康的にも仕事のパフォーマンスを上げるという意味でもいいと思います。
参考書籍
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