ブログ

ロイヤリティフリー(RF)とライツマネージド(RM)の違いって?

写真素材を販売しているストックフォトでは、ロイヤリティフリー(RF)やライツマネージド(RM)という言葉を見かけることがあります。

YOURSTOCKの画像素材はすべてロイヤリティフリーというライセンス形式で販売しています。
引用:画像素材のYOURSTOCK

フォトライブラリーでの写真・イラスト素材は、ロイヤリティーフリー販売のみとなっております。ライツマネージド形式での販売は行っておりません。
”ロイヤリティーフリー”と”フリー素材”(0円の無料素材)とは意味が違いますのでご注意ください。
引用:写真素材 フォトライブラリー

ロイヤリティフリーのことを著作権フリーと勘違いしていたり、ライツマネージドってあまり聞きなれないっていう人も多いと思うので、その2つの違いを整理しておこうと思います。

実際僕も、ロイヤリティフリーって著作権フリーとか、無料素材を意味しているのかな?と思っていました。

ロイヤリティフリーは何度も使える

ロイヤリティフリーとは著作権フリーという意味ではなく、一度購入(ダウンロード)すれば、利用が許されている範囲内で何度も使用することができるというもの。

著作権を放棄されている作品ではありません。

ロイヤリティフリーは使用する度にライセンス料を支払う必要がないので、使い勝手がいいのですが、他の人も使っていることが多かったりするので被ってしまう可能性は高いです。

ライツマネージドは使用期間の制限がある

一度購入すれば何度でも使用が許されているロイヤリティフリーに対しライツマネージドは、一定期間使用できるレンタル品のようなものです。

使用する媒体や期間、素材のサイズによって金額が決められていて、使用する都度ライセンス料を払わないといけません。

しかし、過去にどういった媒体でその画像が使用されていたかなどを管理されていることも多いので、他と被らないようにすることができますし、作品の独占使用に関してはいいかもしれないです。

ロイヤリティフリーとライツマネージドの違いまとめ

ストックフォトのサイトによって、ロイヤリティフリーのみを扱うサイトもあれば、ロイヤリティフリーとライツマネージドの両方を扱うサイトもあります。

とても高品質な素材計2500万点を扱っているストックフォトサイト「アマナイメージズ(amanaimages)」では、ロイヤリティフリーとライツマネージドの2種類を販売していて、それぞれの取り扱いの違いについて、以下のように説明しています。

ロイヤリティフリー ライツマネージド
料金 データサイズによる 使用用途による
使用期間の制限 なし あり
履歴管理 不可
独占使用 不可
エクストラ・ライセンス あり なし

参考:アマナイメージズ

ロイヤリティフリーは比較的値段もリーズナブルで、繰り返し使用できるとし、ライツマネージドの作品の中には有名な写真家などの作品もあって、独占利用も可能なのだとか。

つまり、これまでの内容をまとめると、ロイヤリティフリーは使用期間の制限なしに、利用範囲内で何度でも使用できる作品のことで、ライツマネージドは使用期間がある作品だということ。

ロイヤリティフリーで画像素材を提供しているサイトが多いように感じますが、独占使用を目的としてライツマネージドの作品を利用するプロのデザイナーさんも多いようです。

Leave a Comment