マーケティング

コンテンツマーケティングのメリット・デメリットを知っておこう

コンテンツマーケティングは商品を売り込まない手法。

この方法を実践することにはいくつもメリットがあります。もちろんデメリットもありますので、両方紹介したいと思います。

まずコンテンツマーケティングについて知りたい方は『コンテンツマーケティングとは?商品を売らずに見つけてもらう仕組み』を読んでください。

コンテンツマーケティングのメリット

まずコンテンツマーケティングのメリットから紹介します。

広告費を抑えられる

まずは広告費が安く済むということ。

テレビ・新聞・雑誌・ラジオといった、いわゆるマスメディアを利用して広告を出すのにはかなり大きい費用がかかってきます。

たとえばテレビCMだったら数千万とか億単位のお金が必要になってくるんです。

もちろん多くの人にPRするための良い方法ではあるんですが、昔ほどテレビは見られていないんですよね。

特に10代、20代といった若者層は50代、60代以降の層と比べて、インターネットというメディアを利用する機会が増えたことで、テレビを見る時間が少なくなっているというデータも出ています。

見たい番組があれば録画して、CMは飛ばしながら見ることもできるわけです。

そうなれば当然あまり効果が得られないということになるんですが、今は自社メディアを立ち上げて情報を自ら発信することが可能。

そうすることで、広告にかかる費用をかなり低く抑えることができるということです。

オピニオンリーダーとして成長できる

オピニオンリーダーになれるとはどういうことかというと、専門的な知識が豊富で多くの人から信頼をされている、発言に影響力がある人になれるということです。

商品を売り込まないコンテンツマーケティングは読者にとって役立つ情報を提供し続けるわけですが、そのためには幅広くそして深い専門知識が欠かせません。

一般の人は専門家による正しい情報を知りたいと思っているからです。

役立つ正しい情報をきちんと伝えられる人は信頼されるようになります。

「あの人が言うんだったら買ってみようかな」と、人は信頼している人の言うことには耳を傾け、行動を起こせるようになるんですよね。

そういう信頼される人が発言に影響力のある人。

コンテンツマーケティングに取り組むことは、オピニオンリーダーとして成長できるチャンスでもあります。

コンテンツが資産となる

コンテンツをつくるのは大変ですが、つくったコンテンツは資産となってたまっていきます。

もしSNSでシェアされるなど、一時的に大きなアクセスを得られることもあるかもしれませんが、SEOとよばれる検索エンジンの対策もしていれば、時間が経つにつれてコンテンツが評価され検索結果上位に表示されるようになるかもしれません。

そうなれば、古いコンテンツでも安定したアクセスを得られるようになります。

顧客に嫌がられない

商品を売り込む方法だと、一方的な押しつけになってしまって、顧客に嫌がられます。

商品を買ってもらうどころか、二度と来るなと言われるかもしれません。

広告と聞くと、少し抵抗があるというか、避ける人が増えたような感じは否めません。

その点、コンテンツマーケティングは商品を売り込まず、ユーザーが求めている情報を提供することに重きを置いているので、嫌われるどころか、正しい情報を提供できていれば感謝されると思います。

もちろん嘘の情報を提供していては意味がありません。そこに信頼関係は生まれないからです。

顧客との間にコミュニケーションが生まれる

今まで個人は常に受け手となり、情報の宣伝は一方通行でしたが、今は違います。

個人がメディアとなり発信できる時代となりました。

SNSの普及で個人が発信する情報であっても、瞬く間に拡散されますし、インターネットでコメントしたり口コミを投稿したりできます。

そういった顧客とのコミュニケーションが生まれるというのもコンテンツマーケティングのいいところです。

口コミサイトなどは、顧客とのコミュニケーション、協力があるからこそ、コンテンツとして成り立っているんです。

またコンテンツマーケティングによって情報が自然と拡散されるというメリットもあります。

売ることを中心としたコンテンツは拡散されにくいんですよね。本当に良い商品だと知られていて広まる場合もあるかもしれませんが、ほとんどの場合は拡散されません。

ツイッターやフェイスブックなどのSNSでシェアされやすいコンテンツというのは、役立つ知識だったり、面白い内容だったり、感動する内容だったりというのが多いです。

コンテンツマーケティングでそういったコンテンツを提供できれば、自然と情報は広まっていくはずです。

顧客のロイヤリティを高めることができる

ロイヤリティには忠誠とか誠実といった意味がありますが、ここでは信頼性とか親和性という意味で捉えています。

つまり顧客に信頼してもらって、「◯◯の商品だから買おう」という顧客の気持ちを高めることができるということです。

コンテンツマーケティングによって役立つ情報を提供することで、顧客の信頼を獲得することができ、次第にファンとなった顧客が商品を買ってくれるようになるんです。

ターゲットの絞り込みができる

コンテンツマーケティングではよりターゲットが絞り込みやすくなります。

テレビCMというのは不特定多数の人に対して宣伝していますよね。そのためそれを見る人のなかに興味を持っている人もいれば持っていない人もいます。

一方ネットではグーグルやヤフーを使って知りたい情報に関するキーワードを検索します。

もしコンテンツマーケティングによって自社サイトのページを上位表示させることができれば、そのページをクリックして見てくれる人は間違いなく、その内容に興味を持っている人のはずです。

そのため、興味のある人をターゲットとして絞り込みやすくなるというわけです。

ユーザーの反応が検証できる

コンテンツマーケティングでは、ユーザーがどのようなキーワードでどのページに来たのか、どのような属性の人がサイトに訪れているのか、またそのうちリピーターとして来ている人はどれぐらいの割合なのかというデータを検証することができるんです。

従来の手法では、こういった正確なデータをすぐに収集・検証することができませんでした。

しかしWebサイトのアクセス解析などを使って、顧客の反応を検証することで、繰り返し改善も行いやすくなるでしょう。

コンテンツマーケティングのデメリット

コンテンツマーケティングには多くのメリットがあることがわかりました。

ではデメリットについてもいくつか説明します。

コンテンツ制作には時間がかかる

コンテンツマーケティングは取り組むハードルが低く、広告費を抑えることができるのでとても魅力的ですが、コンテンツ制作というのは容易ではありません。

ユーザーが求めている情報を提供できるような、良質なコンテンツをつくるためにはその分時間もかかりますし、時間がかかればコストもかかります。

広告費としては低予算でも始められるというメリットはあっても、コンテンツ制作費としてある程度費用がかかってしまうことはあります。ここはどういったコンテンツをつくるのか、工夫が必要なところです。

継続的にコンテンツを発信しなければならない

コンテンツをつくるのは大変だといいましたが、もっと大変なのは、それを継続して行うことです。

コンテンツマーケティングは一度コンテンツをつくったら終わりではありません。

ユーザーが喜んでくれたり納得してくれるような、なおかつ他のメディアと差別化もできたオリジナル性の高い良質なコンテンツを作り続け、それを発信し続けなければいけないのは、思っている以上に大変です。

短期間では成果が見えづらい

コンテンツマーケティングは成果がすぐには見えにくいというデメリットがあります。

コンテンツが資産としてたまっていくのはコンテンツマーケティングのいいところでもありますが、コンテンツが少ない間はアクセスも少なく、当然成果がすぐ出るわけではないんです。

そのため途中でやめてしまうケースもあるかもしれません。

成果が見えないと精力的にコンテンツを制作・発信していくモチベーションを保つのは難しいです。

コンテンツマーケティングのメリット・デメリットまとめ

コンテンツマーケティングを実践することに多くのメリットがあり、うまくいけばかなりの成果を得られるというのがわかりました。

しかし一方で、短期間での成果がなかなか見えにくく、継続的に良質なコンテンツを制作して発信していくのは大変だということもわかったと思います。

今では日本でも多くの企業がこのコンテンツマーケティングに取り組んでいますが、「継続は力なり」という言葉があるように、成果が出るまで長期的な視点で続けていく根気強さが必要です。

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