SEOとは検索エンジンの最適化、要するにGoogleやYahoo!でユーザーに検索されたときに、検索結果の上位に表示させるための対策のこと。
WebサイトにはSEO対策は必要ないのか?それとも必要か?
過度なSEO対策は得策とは言えませんが、ある程度のSEO対策は必要だと思います。
WebサイトにSEO対策が必要な理由。それは少しでも多くの人にWebサイトを見てもらうためです。
Webサイトの種類にもよりますが、記事を書いたりしてコンテンツを作るということは、多くの人に見てもらってこそ意味がありますし、コンテンツマーケティングで顧客獲得を目標にするなら、より多くの人に業界の情報や知識、自社の商品やサービスのメリットなどを伝える必要があります。
上位表示されることの意味
多くの人が商品や情報を探すときに、検索エンジン(GoogleやYahoo!)を使います。
キーワードを入力したり、今では音声でも簡単にたくさんの情報を検索することができるからです。
Webサイトはかなりの数があるので数ページにわたって載せられますが、ほとんどの人は2ページ目や3ページ目のWebサイトをいきなり見るのではなく、1ページ目のそれも上から順番に並んでいるWebサイトを見るのではないでしょうか。
様々なキーワードで検索結果の上位に表示されるということは、多くの人に自分(自社)のサイトを見てもらう機会が増えることを意味しています。
上位表示されたときのクリック率
では、上位表示されたらどれだけの確率でWebサイトを見てもらえるのか。
下の表は、「Internet Marketing Ninjas」が調査した2017年のGoogleのオーガニック検索枠の順位別クリック率です。
つまり、1位表示されたら、検索回数に対してどれだけクリックされるか、2位だったらどれだけクリックされるかというのを示したもの。
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 21.12% |
2位 | 10.65% |
3位 | 7.57% |
4位 | 4.66% |
5位 | 3.42% |
6位 | 2.56% |
7位 | 2.69% |
8位 | 1.74% |
9位 | 1.74% |
10位 | 1.64% |
※参照元:Google Organic Click Through Study | Whitepapers by Internet Marketing Ninjas
これらの調査結果によれば、Googleのオーガニック検索枠の1番目に表示されると、検索された回数のうち21.12%の確率でクリックされるということです。
2位になると、10.65%になるので、1位と比べるとクリック率は半分ほど下がります。
ユーザーはなんらかのキーワードで検索するので、検索結果に表示されたWebサイトの中からクリックする人というのは、顧客の可能性になる人だということ。
たとえば、月間検索数が5000回のキーワードがあったとして、そのキーワードで自分のサイトが1位に表示されたとします。
クリック率を約21%とすると、およそ1050件(5000×0.21=1050)の顧客を獲得できる可能性があります。
これがSEO対策をして上位表示させる意味です。
SEO対策が必要な理由まとめ
SEO対策が必要な理由は、上位表示されればクリック率も上がり、それだけ顧客獲得の可能性が増えるから。
認知度も上がります。
ただし、最初にも言ったように、過度なSEO対策は禁物なことと、上位表示されるまでには時間がかかることはわかっておかないといけません。
それらを理解した上で、正しいSEO対策を行いましょう。
Leave a Comment