HTML5にはbaseタグというものがあります。
baseタグは、画像など他のリソースに対するパスの基準となるURLを指定するために使います。
baseタグの使い方
<base href=”◯” target=”◯”>
baseタグにはhref属性とtarget属性のいずれか、もしくは両方の属性を記述します。
必ず<head>〜</head>内に記述してください。
href属性の値として、基準となるURLを絶対パスで書き、相対パスが記述された外部リソースの読み込みなどは、このURLが基準となります。
たとえば以下のように記述したとします。
<!DOCTYPE html>
<html lang=”ja”>
<head>
<meta charset=”UTF-8″>
<title>baseタグとは</title>
<base href=”https://kubogen.com/” target=”_self”>
</head>
<body>
<img src=”/img/kubokubo.jpg”>
</body>
</html>
<html lang=”ja”>
<head>
<meta charset=”UTF-8″>
<title>baseタグとは</title>
<base href=”https://kubogen.com/” target=”_self”>
</head>
<body>
<img src=”/img/kubokubo.jpg”>
</body>
</html>
画像のパス(src)の部分は「/img/kubokubo.jpg」と相対パスになっていますが、これはbaseで指定したURLが基準となっていて、「https://kubogen.com//img/kubokubo.jpg」を表しています。
target(ターゲット)属性
target属性についてリンクを設定するaタグでも使うのですが、リンクの表示先を指定するためのものです。
『リンクを貼るためのaタグ(アンカータグ)について【HTML】』でも書いてあるように、以下のいずれかを指定することで、リンク先ページを新しいウィンドウで表示させるようにしたりできます。
属性値 | 意味 |
---|---|
_blank | リンク先を新しいウィンドウ(タブ)で表示 |
_parent | 1つ上位のブラウジングコンテキストで表示 |
_self | 現在のブラウジングコンテキストで表示 |
_top | 最上位のブラウジングコンテキストで表示 |
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