改行を表すbr要素とテキストの折り返しを表すwbr要素についてです。
どちらのタグも全然難しいものではありません。
br要素(ライン・ブレーク)
まずbr要素についてですが、改行を表すタグです。
文章によっては途中で改行をして表示する方がいいときがあるので、そういうときに使う要素です。
書き方は改行したい箇所に<br>を記述するだけでOK。
ただし、レイアウトを整えるという目的として使うのは好ましくありません。
たとえば、段落の間の余白を大きくするために、文章途中に何度も必要のない改行を入れたりするなど。
余白を取るときなど、レイアウトを整えるのは基本的にCSSで指定する方がいいです。
wbr要素(ワード・ブレーク・オポーチュニティ)
テキストの折り返し箇所を指定するwbr要素というのもあります。
普通はブラウザ画面の表示領域の幅までいくと、テキストが自動的に折り返されて表示されるんですが、英単語は途中での折り返しが禁止されています。
そのため英単語が長かったりすると、表示領域の幅まで達しても折り返されないということが起きます。
こういうときにwbr要素を記述することで、「その箇所で折り返してもいいよ」ということを表すのですが、wbr要素は必ずしも指定した箇所でテキストが折り返されるというわけではなく、その箇所での折り返しを許可するだけで、実際に折り返されるかは表示領域の幅やテキスト量、文字のサイズなどによって変わります。
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