プログラミング

time要素は日付や時刻・経過時間を表す【HTML】

time要素を使って、日付や時間を表すことができます。

時間に関する記述があるときに必ず使わないといけないわけではないですが、time要素を使うことによって検索エンジンがその日時を理解できるようになります。

datetime(デイト・タイム)

time要素では、datetime属性で日付や時刻・経過時間を指定できます。

datetime属性での指定をしない場合はtime要素の内容が値として扱われるのですが、その場合はコンピュータが扱える文字列を指定しなければなりません。

datetime属性で指定する値にもコンピュータが扱える文字列を指定します。

公式は「YYYY-MM-DDThh:mm:ssTNZ」となります。これだけ見てもなんのことかさっぱりだと思いますが、それぞれは以下のような意味があります。

YYYY 年(4桁)
MM 月(01〜12の2桁)
DD 日(01〜31の2桁)
T これに続けて時間を記述することを表す
hh 時(00〜23の2桁)
mm 分(00〜59の2桁)
ss 秒(00〜59の2桁)
TZD タイムゾーン(協定世界時を基準とした時間幅)

この公式に沿って記述すると下の例のようになります。

<time datetime=”2017-9-11T11:28:34+9:00″>2017年9月11日11時28分34秒</time>

まず最初に「2017-9-11」という風に日付を記述します。そして大文字のTで区切り、「11:28:34」という風に時間を記述します。

末尾の「+9:00」に関してですが、UTC(協定世界時)といって、世界の標準時間というものがあり、日本の場合はその協定世界時よりも9時間進んでいるため「+9:00」となります。

まぁ「+9:00」まで厳密に記述しなくても問題はないと思いますが。

また、time属性は経過時間も表すことができ、2つの書き方があります。

たとえば「9日2時間33分44秒」経ったということを表すとして、

<time datetime=”P9DT2H33M44S”>9日2時間33分44秒経ちました。</time>

一つ目の書き方はこうなります。

先頭に「P」を書き、それに続けて9D(9日)と書きます。

そして時間の記述の始まりを示す「T」で区切り、「2H33M44S(2時間33分44秒)」と書いています。

これが一つ目の書き方。

<time datetime=”1w 2d 2h 33m 44s”>9日2時間33分44秒経ちました。</time>

そしてこれが二つ目の書き方です。こちらの方が簡単かもしれません。

まず先頭の「1w」というのは1週間を表しています。この例では9日を表現したいので、「1w 2d(1週間と2日)」と記述しています。

それに続けて、「2h 33m 44s(2時間33分44秒)」と書けばOKです。

このようにtimeタグを使うことで、日付や時刻・経過時間などを表すことができます。

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