fontはフォントに関する指定だったり、行の高さの指定だったり、いくつかのプロパティの指定をまとめて行えるプロパティです。
指定できるのは以下6つのプロパティです。
- font-style
- font-variant
- font-weight
- font-size
- line-height
- font-family
fontの書き方とルール
fontでは先ほど紹介した6つのプロパティをまとめて指定することができます。
必ず全部のプロパティを指定しないといけないわけではなく、font-sizeとfont-familyの2つが必須で、それ以外は省略することも可能。
指定できる値は各プロパティと同じで、省略した値には初期値が適用されます。
6つのプロパティをそれぞれ指定する場合と、fontでまとめて指定する場合を比べてみたいと思います。
font-style: italic;
font-variant: normal;
font-weight: bold;
font-size: 14px;
line-height: 150%;
font-family: “メイリオ”;
}
まず、これは6つのプロパティをそれぞれ指定した場合。当たり前ですが6行にわたって記述しないといけません。
font: italic normal bold 14px/150% “メイリオ”;
}
fontでまとめて指定するとこのようになります。プロパティはfontなので、他のプロパティ(style,variant,weight,size,height,family)は省略されて、値だけ指定する形になります。
line-heightプロパティの値に関しては、font-sizeプロパティのすぐ後にスラッシュ(/)で区切って指定します。
また、font-style,font-variant,font-weightプロパティは、font-sizeプロパティよりも前に指定するように決められていて、font-familyプロパティは最後に指定することになっています。
関連記事
『font-styleでフォントをイタリック体や斜体にする【CSS】』
『font-variantでフォントをスモールキャップにする【CSS】』
『font-weightでフォントの太さを指定する【CSS】』
『font-sizeでフォントの大きさを指定する【CSS】』
『line-heightで行の高さや行間を指定する【CSS】』
『font-familyでフォントの種類を指定する【CSS】』
Leave a Comment