border-style系のプロパティは、ボーダーのスタイル、破線だったり点線だったり、いろいろなボーダーを指定できるプロパティです。
{border-right-style: スタイル;}
{border-bottom-style: スタイル;}
{border-left-style: スタイル;}
それぞれ上辺(top)、右辺(right)、下辺(bottom)、左辺(left)のスタイルを指定できます。
border-styleの値の指定方法
border-style系プロパティでは以下のような値を指定できます。
none
noneを指定するとボーダーは表示されません。
他のボーダーと重なる場合は、他の値が優先されます。
hidden
hiddenを指定すると、noneと同様表示されません。
他のボーダーと重なる場合は、他の値が優先されます。
solid
solidを指定すると、1本の実線のボーダーが表示されます。
double
doubleを指定すると、2本の実線のボーダーが表示されます。
dotted
dottedを指定すると、点線のボーダーが表示されます。
dashed
dashedを指定すると、破線のボーダーが表示されます。
groove
grooveを指定すると、立体的にくぼんだ線のボーダーが表示されます。
ridge
ridgeを指定すると、立体的に隆起した線のボーダーが表示されます。
inset
insetを4辺すべてに指定すると、ボーダーの内部が立体的にくぼんだように表示されます。
outset
outsetを4辺すべてに指定すると、ボーダーの内部が立体的に隆起したように表示されます。
ボーダースタイルをまとめて指定する
border-styleプロパティでは、先ほどボーダーのスタイルを4辺で指定していたものを、まとめて指定することができます。
指定できる値はborder-style系プロパティで各辺に指定できる値と同じで、それぞれの値を半角スペースで区切って指定します。
必ずしも4つの値を指定する必要はなく、指定する値の数によって適用のされ方が異なります。
値が1つの場合
値を1つしか指定しない場合、すべての辺に同じ値が適用されます。
値が2つの場合
値を2つ指定する場合、1つ目の値が上下辺、2つ目の値が左右辺に適用されます。
値が3つの場合
値を3つ指定する場合、1つ目の値が上辺、2つ目の値が左右辺、3つ目の値が下辺に適用されます。
値が4つの場合
値を4つ指定する場合、上辺、右辺、下辺、左辺の順番に値が適用されます。
関連記事
『border-widthでボーダーの幅を指定する【CSS】』
『border-colorでボーダーの色を指定する【CSS】』
『borderでボーダーの幅・スタイル・色をまとめて指定【CSS】』
Leave a Comment