WordPressはCMS(コンテンツ管理システム)といって、ブログや企業サイトのお知らせ・実績などの更新をするためによく使われています。
Web制作案件においては、WordPressを使うケースはとても多いので、Web制作の仕事をしたい人はWordPressでサイトを作るスキルは必須です。
WordPressは独学でも学ぶことは可能ですが、HTMLやCSSとの勉強と比べると少し複雑で、PHPやMySQLなどのデータベースの知識も必要になってくるので、WordPressの勉強でつまづく人も多いんじゃないでしょうか。
この記事ではこれからWordPressを学ぼうと思っている人、学び始めたけど理解できない人、HTMLやCSSの基礎からWordPressまで一通り学びたい人向けに、WordPressが学べるプログラミングスクールを紹介します。
WordPressが学べるおすすめのプログラミングスクール
WordPressが学べるおすすめのプログラミングスクールは以下の通り。
- TechAcademy
- CodeCamp
- RaiseTech
- デジハリオンラインスクール
- Winスクール
カリキュラムの中にWordPressが含まれているコースや講座も多いですが、今回はWordPressに特化したコース・講座を選びました。
TechAcademy
- WordPressのサイト制作の流れが理解できる
- WordPressでオリジナルサイトが作れるようになる
- プラグインやカスタムフィールドを学べる
- オンラインで完結
- 講師・メンターが現役エンジニア
TechAcademyの「WordPressコース」は、WordPressでサイト制作をする流れを理解し、実際に2つのオリジナルテーマを作成することをゴールとしています。
また、WordPressのプラグインやカスタムフィールドなどの習得もできます。プラグインやカスタムフィールドはWordPressに機能を追加するためのもので、これらを使えれば、WordPressでの制作の幅もかなり広がります。
TechAcademyは完全オンライン型のプログラミングスクールですが、毎日15時〜23時にチャットで疑問点を聞くことができる上、厳選されたレベルの高い現役エンジニアのメンターからのサポートが受けられます。
課題で制作したオリジナルサイトは転職活動の際にポートフォリオとして使えますし、受講生限定の転職サポートも受けられるのも魅力です。
CodeCamp
- WordPress制作の概要が理解できる
- テーマをカスタマイズできるようになる
- 未経験でも理解しやすい内容
- 仕事や学業と両立して身につけられる
- 現役エンジニアからマンツーマンで教えてもらえる
CodeCampの「WordPressコース」では、WordPressのインストール、サーバーの準備、テーマの設定、プラグインの導入など、WordPressでサイトを作る上で必要となるスキルを一通り身につけることができます。
TechAcademyではオリジナルテーマの開発を目的としていましたが、CodeCampではWordPressの基本的な機能を覚え、既存のテーマをカスタマイズするための知識を身につけることを目的としているので、サイト制作やプログラミングの経験がない人でも理解しやすいコースではないかと思います。
オンライン完結型のプログラミングスクールであり、週末や隙間時間などを使って受講できるため、仕事や学業と両立しながら学びたい人に向いています。
RaiseTech
- 副業に特化した技術を習得するコース
- WordPressを使ったサイト制作ができるようになる
- 就職や転職のサポートも受けられる
- 現役エンジニアによるオンライン授業
- 講師や他の受講生と交流できる
RaiseTechには「WordPress副業コース」という、WordPressを使った、副業に特化した技術を習得するコースがあります。
このコースではHTMLやCSS、JavaScriptなどの基本的なコーディング、サーバーやプログラミングの基礎を学び、最終的にWordPressを使ったサイト制作ができるようになるのを目指すカリキュラムとなっています。
副業コースとはいっても、在宅や副業としてできるレベルを目指すコースなので、本業として十分通用するスキルを身につけることができますし、就職や転職、案件獲得のサポートを受けることも可能です。
デジハリオンラインスクール
- WordPressの基本知識が身につく
- テーマのカスタマイズができるようになる
- オリジナルテーマを使ってサイト制作ができる
- WordPressでECサイトを作れる
- HTMLやCSSは理解していることが前提
デジハリオンラインスクールの「WordPress講座[入門・応用パック]」は、WordPressの仕組みの理解やテーマのカスタマイズを目的とした入門講座と、オリジナルテーマやECサイトの構築を目的とした応用講座の内容がセットになった講座です。
プラグインを使えばWordPressでECサイトを作ることも可能ですが、多機能なプラグインが多くてややこしいので初心者にはあまりおすすめではないです。
とはいえWordPressを使ったECサイトの構築がカリキュラムに入っているプログラミングスクールは他にあまりないんじゃないかなと思います。
あと、HTMLやCSSの基本は理解していることが前提となります。
Winスクール
- WordPressの実践スキルも身につく
- 全国50校以上を展開
- Adobe社のパートナースクール
- 目的に応じた複数のコースがある
Winスクールでは、サイト制作やプログラミング未経験でも、WordPressのインストールから記事投稿や管理、テーマの設定やプラグインの導入など、WordPressを使ってサイトを構築するための基本スキルの習得できます。
また、WordPressでビジネスサイトを作ったり、お問い合わせフォームを構築したり、カスタム投稿やカスタムフィールドを学べたりと、実践的なスキルも身につけることが可能です。
WinスクールはAdobe社が認めたパートナースクールでもあり、入学特典として「Adobe CC」がお得に購入できるというメリットもあります。
その他のWordPressが学べるプログラミングスクール
コース名・講座名にWordPressは入っていないものの、カリキュラムにWordPressが入っているプログラミングスクールも紹介しておきます。
- 侍エンジニア
- ZeroPlus
- CodeShip
侍エンジニア
- PhotoshopやAdobe XDを学べる
- ノーコードツールを習得できる
- WordPressだけでなくEC-CUBEのサイト構築も身につく
- 案件獲得から十中までのノウハウを習得できる
- マンツーマンで指導してもらえる
侍エンジニアでは「Webデザインコース」と「フリーランスコース」のカリキュラムにWordPressが入っています。
WebデザインコースはPhotoshopやAdobe XDなどのデザインツールも学ぶので、Webデザインの基礎から、オリジナルのWebサイトを制作できるまでのスキルが身につきます。
フリーランスコースではノーコードツールを習得してコードを書かずにサイトを構築します。
HTMLやCSSのプログラミング基礎、WordPressやEC-CUBEなどを用いたサイト制作も学ぶので、仕事で通用するスキルが身につきます。
EC-CUBEはECサイトを構築できるシステムなので、これを使いこなせれば制作の幅がかなり広がるのと、WordPressで企業サイトを作ったりするより高単価の仕事を受けることができると思います。
案件の獲得から受注までのノウハウも習得できるので、短期間でフリーランスとしてWeb制作したい人におすすめです。
侍エンジニアはマンツーマン専門のプログラミングスクールなので、レッスンの最初から最後まで専属の現役エンジニア講師に指導してもらえるのも魅力です。
ZeroPlus
- WordPressのテーマを自作できるようになる
- Adobe XDを使ったデザインが学べる
- フリーランス特化型のプログラミングスクール
- ライティングや営業のスキルも習得できる
- 自分に合ったスタイルで学べる
プログラミングスクールZeroPlus池袋校ではWordPressがカリキュラムに入っており、WordPressのテーマを自作できるスキルが身につくほか、プログラミングの基礎やAdobe XDを使ったデザインを学ぶことができます。
また、フリーランス特化型のプログラミングスクールなので、フリーランスとして活動するためのライティングや営業などビジネス総合スキルも習得できます。
東京近辺や仲間と一緒に長期で学びたい方は通ってもいいですが、オンラインのコースもあるので、自分のペースで自由に学びたい方はそちらがおすすめです。
オンラインコースの中でも個別と集団の2コースがあるので、自分に合った方を選んでください。
CodeShip
- webメディアが構築できるようになる
- WordPressに必要な知識が身につく
- Laravelについて学べる
- 期間内であれば複数コース学び放題
- 少人数制の個別指導
CodeShipの「ウェブメディア開発コース」はニュースやファッションなど様々なwebメディアを作ることができるコースで、HTMLやCSSといった基本的なことから、WordPress、PHP、MySQL、そしてPHPのフレームワークであるLaravelまで幅広く学ぶことができます。
正直Web制作においてはLaravelは必要ないですが、サービス開発ができるようになるので学んでおいても損はないです。
Web制作ではWordPressを、webサービスの開発にはLaravelを使うといった使い分けができれば色々な仕事ができそうです。
まとめ
Web制作をするならWordPressを使えるのは今や必須となっています。
HTMLやCSSは独学で学べたけどWordPressでつまづいたという人や、HTMLやCSSの基礎からWordPressによるサイト構築まで一貫して短期で学びたい人にはプログラミングスクールがおすすめです。
この記事で紹介した内容を参考に、WordPressが学べるプログラミングスクールを検討してみてください。
記事で紹介したおすすめのプログラミングスクール
なお、WordPressにはPHPというプログラミング言語が使われており、カスタマイズにはPHPの知識が必要となってくるので、併せて勉強するといいと思います。
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