WordPressでお問い合わせフォームを実装できるプラグイン「Contact Form7」で、画像ファイルを送ってもらう方法についてですが、ファイルをアップロードする機能が標準でついているので、その機能を使います。
ステップとしてはファイルアップロードのフォームを作る、メール設定でアップロードされたファイルを添付するように設定するという2点さえおさえておけばOKです。
まず、ファイルのアップロードをするためのフォームの作り方について。他のフォームの項目と同じように、ファイルアップロードのタグ(<input type=”file”>)が用意されていて、「ファイル」というボタンで挿入できます。
その際、以下のようなオプションでタグを挿入することができます。
- 項目タイプ(必須項目かどうか)
- 名前
- ファイルサイズの上限 (バイト)
- 受け入れ可能なファイル形式
- ID属性
- クラス属性
ファイルサイズの上限ではkb(キロバイト)やmb(メガバイト)などの単位を指定することができ、指定しなかった場合はバイトが単位となります。なお、少数での入力はできません。
受け入れ可能なファイル形式は「gif, png, jpg, jpeg」など色々あり、「|」で複数のファイルを設定することができます。
また、画像ファイルだけでなく音声ファイルやpdfなど(pdf, doc, docx, ppt, pptx, odt, avi, ogg, m4a, mov, mp3, mp4, mpg, wav, wmv)のファイルも添付することができます。
以上のオプション設定をふまえて、仮に以下のようなタグを入れたとします。
この場合は名前が「picture-data」、ファイルサイズの上限は「5mb(メガバイト」、ファイル形式は「png, jpg, jpeg, gif」、クラス名が「form-file」であることを示します。なお、必須項目にチェックを入れると「file*」のようにアスタリスクがつくので、この項目は任意の項目であることを表しています。
次にメールの設定についてです。
編集画面の「メール」タブに切り替え、本文メッセージの下にファイル添付という欄があるので、そこにテンプレートタグを使って書き込みます。
このときに書くのはフォームの項目を挿入するときのオプションで設定した名前なので、今回の場合だと「[picture-data]」と書き込みます。
これで、お問い合わせフォームにはファイルをアップロードする項目が表示され、アップロードされて送信されたファイルはメールで添付されます。
メール設定のときにファイル添付の欄ではなく、本文メッセージの欄に書き込んでもメールに添付されないので注意してください。
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