奈良の旧市街地ならまちをぶらぶらしていると、椿井市場で小さなコーヒースタンドを見つけました。
2017年7月にオープンしたばかりの「TABI Coffee Roaster」です。
昭和ノスタルジックな商店街を歩いていると漂ってくる、焙煎したコーヒー豆の香りも良いですが、お店の穴場感がなんともいえません。
椿井市場とは
奈良市街にある椿井市場は、かつて食料品や日用品などを購入するところだったそうですが、現在はいくつかの飲食店を除くほとんどのお店が閉まっています。
少し不気味な雰囲気がありますが、昔ながらの佇まいを残すこの場所は、外国人観光客などに人気の撮影スポットとなっています。
僕はこの寂れた感じ大好きです。
TABI Coffee Roaster
「TABI Coffee Roaster」は、東側入口近く、中華料理店の正面にあります。
狭いスペースにカウンターと焙煎機があって、奥の壁際には2階へと上がる階段があります。2階はどうなっているのか気になるところ。
お店はご夫婦でされているみたいで、ご主人は奈良市西大寺にある「珈琲館クロコ」にて11年間、焙煎の仕事をされていたみたいです。
僕が行った時は、ご主人はカウンターの後ろでハンドピック(不良豆を取り除く作業)をされていました。
メニューはけっこうたくさんあって、コーヒー豆の販売もしていましたが、今回はブレンドのドリップコーヒーをいただきました。
こんな場所にあるの?っていうところにお店がある意外性と本格的なコーヒーを味わえるギャップ感がたまりません。
「TABI Coffee」というネーミングと旅人のロゴも良い感じ。
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