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たくさんアイデアを出す方法!アイデア発想は練習すれば上達する!

すぐれたアイデアを出すためにはどうすればいいのか』で、より多くのアイデアを出す必要があると言いました。

その理由は、少しのアイデアではありふれたものしか生まれず、画期的なアイデアを出すためにはたくさんのアイデアを出す、「数打ちゃ当たる戦法」が適しているからです。

なのでまずは数を打たないことにはどうにもなりません。

アイデアの分析と生産を分ける

アイデアをたくさん出すためには、アイデアを生産することと、アイデアが現実的か否かという分析をすることを切り離して考えた方が効率的です。

アイデアが浮かぶたびに、そのアイデアについて検討していては、たくさんのアイデアを出すことはできません。

どんなにくだらないアイデアでも、まずはより多くのアイデアを考えることに専念します。

ある程度数が出てから、そのアイデアは現実的かそうじゃないか、どうすれば実現できるかというのを考えます。

ウォルト・ディズニーは、自分の思考を「空想・現実主義・批評」の3段階に分けていたのだとか。

まずは空想の世界で自由な発想をしてより多くのアイデアを出し、次にそのアイデアを現実にするためにはどうすればいいのかを考える。そして最後にどこか欠点はないかなど、自分のアイデアを客観的に批評する。この方法で、ウォルト・ディズニーは夢の国をつくりました。

なぜこの方法がいいのかというと、人間の脳には左脳と右脳がありますよね。

脳科学の専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、左脳は計算したり分析したり、論理的に考えるときに活発になり、右脳は物事を直感的にとらえる五感を司っているので、創造力が働くと活発になるといわれています。

アイデアを生産するときには右脳が働き、アイデアを分析するときには左脳が働きます。

つまり、アイデアについて分析するということは、創造力を働かせる右脳の機能を妨げてしまうということで、逆にいうと、計算や分析をしていないときには右脳が機能しやすいということです。

また、右脳は左脳よりも200倍速く機能するともいわれているので、想像力豊かに右脳をフル回転させることができれば色々なアイデアがポンポン出てくるようになるのではないでしょうか。

たとえ非現実的なアイデアがいくつもあってもいいんです。ここで大事なのは数です。

考えては休み、考えては休む

一生懸命ずっと机に向かって考えていてもアイデアが浮かぶわけではありません。

さっきも言ったように、論理的に考えているときほど右脳の機能は止まっていて、創造力は低下しています。

考えることがダメだということではなく、要はバランスが大事だということで、考えては休み、考えては休むということを繰り返すことが必要です。

数学の問題を必死に考えていてもわからなくて、少し時間をおいて休憩しているときとかにふと思いつくこととかありませんでしたか?

意外となんにも考えていないときに数学の式や答えを思い出したり、アイデアが浮かんだりするものなので、考えて休むの繰り返しが効果的な思考プロセスなんです。

潜在意識に適切な課題を与える

効率よく独創的なアイデアを生み出すコツは、潜在意識に課題を与えて働いてもらうことです。

潜在意識というのは、無意識のこと。アイデアが生まれるのは右脳が優位になる必要がありますが、寝ているときや運動をしているときなど、意識していないときにアイデアが出たりします。

潜在意識を高めるためには、シルバメソッド(ホセ・シルバが考案した潜在能力開発法)のひとつ、「グラスの水」のテクニックを使うと効果的です。

その方法は次の通り。

グラスいっぱいに水を注ぎ、両手でそのグラスを持ち、目を閉じて斜め上を向く。
考えている内容を思い浮かべながら、グラスの水を半分飲む。
グラスを置いて、寝る。
(睡眠中に潜在意識が働く)
目が覚め、なにかアイデアが浮かんだらそれをすべてメモする。
満足のいく答えが得られたら、グラスに残る水を飲み干して潜在意識に感謝する。
満足のいく答えが得られなかったら、もう一度目を閉じて斜め上を向き、考えている内容を思い浮かべながら残りの水を飲む。
(たいていのことは、日中のうちに解決しているだろうと思い込む)

なかなか良いアイデアが浮かばないとき、良い解決策が見つからないときは、ぜひ参考にしてみてください。

この方法からわかることは、睡眠は健康に良いだけでなく、潜在意識を高め、アイデアを生み出す上でも大切だということ。

ただ頭を空っぽにしてぼーっとするのは意味がなくて、具体的で適切な課題を与えておかないと、望んでいたような答えを得られません。

たとえば、「良い写真を撮るにはどうすればいいのか」ということについて考えていたとします。

良い写真だと思われるものには色々な法則にしたがって撮られていることが多いですが、すぐれたカメラマンはどういった状況下でどんな被写体を撮るかによって撮り方を変えているはずです。

良い写真を撮る方法といったあまりに漠然とした課題だと、たとえ潜在意識を高めたとしても、良い方法は思い浮かばないと思います。

この課題をもっと具体的にして、「風景写真をうまく撮るにはどうすればいいのか」、「夜で暗いなか人の顔をきれいに撮るにはどうすればいいのか」という風に考えれば、あとは潜在意識が勝手に考えてくれます。

つまり考えて休むというのは、具体的な課題を考え、休んでいるときにも潜在意識が考えるということ。

アイデアを出すプロセスを楽しむ

最後にもうひとつ大切なこと、それはアイデアを考えるということ自体を楽しむこと。

リラックスしているときや、楽しくてワクワクしているときほど脳に良い影響を与えますし、難しく考えすぎると良いアイデアは出ません。

あとは必ず良いアイデアが浮かぶとを信じるきることです。

以前書いたことと、今回書いたことは、『IDEA FACTORY 頭をアイデア工場にする20のステップ』という本から学んだこと。

読みやすいしわかりやすいし、なかなか腑におちる本でした。


著者:アンドリー・セドニエフ
訳:弓場 隆
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2017/4/20

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